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雨が降り止むい帰れない ページ26

一瞬、総悟が立ち止まる

傍から見れば雨の中何やってんだ
って思われるかもしれない

総悟)……帰んぞ。

再び歩き出した総悟に涙腺が緩む

『…うん。』

鼻声になんてなってない、涙声なんかになってない

ただ。ただ、少し胸が痛いだけ。

ただ、それだけ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

総悟side

『ねぇ、好き。』

後ろから聞こえたか細い声、今にも消えそうで震えた声に思わず立ち止まる

言葉の意味を必死で頭の中で探すが見つからない

つまりはソウイウコトなんだろう。
でも、ダメなんだよ。

俺ら一緒になっちゃいけねぇって


総悟)……帰んぞ

そんな言葉しか言えない俺には
惚れた女の頬叩いちまうような俺には

全くもって勿体ねぇんでさァ



これは

そんな奴と一緒になんてならねぇ方がいいって

素直になれねぇ

俺らの話。


『早く雨止まねぇかな』ポツリ

キミノセイ→←来ないで



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 米津玄師lemon   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:沖田優朱 | 作成日時:2018年9月9日 14時

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