悩み ページ16
.
『 あ"〜ッ、 』
翔吾「 そんな悩まんでも 笑 」
『 壱馬さんがどう思ってるのかがわからないんですよ 』
この子は今絶賛、恋をしている。
相手の気持ちがわからなさすぎて悩んでいる。
翔吾「 壱馬も、Aのこと好きやと思うけど 」
『 それはないですね、 』
翔吾「 壱馬が弄んどったら、俺ら怒るで? 」
悩みを聞いてほしかったらしく、今日俺は呼び出された。
壱馬は、かなり奥手だからなあ。
『 うー、どうしよう、、 』
翔吾「 何をそんなに悩んでんの? 」
『 壱馬さんが、好きかです! 』
翔吾「 壱馬がAの事好きならAはどうするん? 」
黙り込んだ。
今ふと考えたけど、壱馬がAのことを好きならAは告白するんだろうか。
『 言いたいです、好きって。 』
翔吾「 振られるのは怖い? 」
『 2年半くらいも片想いして、それが実らないって考えたら泣けますよ 』
うちの可愛い紅一点が傷つくのは辛い。
これはお兄さん一肌脱がなければいけない。
翔吾「 さり気なく好きな人おるか聞こか? 」
『 え!ほんとですか! 』
翔吾「 まあ、そういうんは任せて 笑 」
この子が喜ぶ姿を見たいだけ、
幸せになってほしいだけなんだ。
976人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時:2021年8月20日 16時