あんスタ体調不良、失敗系小説Part8

☆○ 遊木真 ページ38

ー遊木sideー

ついにやってきた撮影当日。

T(Trickstar)「よろしくお願いします！」

撮影現場には多くの撮影機器。

カメラを見た途端、震えだしそうになった。


でも―


横にはTrickstarの皆が居る。

………昔からそうだったな。

昔は、横にはいつも泉さんが居た。

僕はずっと、皆に支えられてきたんだ。

今度は、僕が皆に恩返しする番！





カ「イイね！そのまま斜め４５度を向いて！」

とりあえず、カメラの前でヘマはやらかさず済んだ。






明「すごいよウッキ〜！」

氷「流石だな。」

衣「かっこよかったぞ！」

遊「えへへ♪ありがとう♪」

モデル時代とは違って、不思議と今は楽しく思えた。


Trickstarの皆と、ずっとこのまま一緒に居られたら―


遊『お母さん。僕、アイドルになりたいんだ。だから、夢ノ咲学院に―――』

母『………………勝手にしなさい。』

遊『え……………？』

母『別に、貴方がアイドルになろうがならなかろうがどうでもいいのよ。』

あぁ………………。

僕は、とっくの昔に見放されてたんだ………………。


いつか、Trickstarの皆にも―


『落ちこぼれ』

『逃げやがって』

遊「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ごめっ、はぁっ、はぁっ、ごめんなさっ、はぁっ、はぁっ、」

衣「真？！」

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ

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