これは始まった物語 ページ50
ツナside
ー蝶屋敷・自室ー
この部屋は数ある屋敷の空き部屋の一つで主に資料室等を目的として利用している
俺が戦闘を行ってきた鬼の能力を整理し今後似た能力の鬼が現れないとも限らない上位互換や下位互換…
退治出来なかった上弦の鬼…
銃の手入れ、弾の在庫チェック
この部屋でのみ、アルとエル…ナッツ達を放し飼いにしていい許可を貰っている
他に研究しているのは呼吸法と死ぬ気の炎の相性やそれぞれの死ぬ気の炎と呼吸の適正を調べたりしている
確実に雷の炎と雷の呼吸は相性がいい、他の炎でも試したがしっくりこなかった
これは俺の予想と超直感で立てた仮説だが…
水の呼吸は雨と川と氷河と密接な関係
岩の呼吸は沼と山と関係
雷の呼吸は雷と関係
風の呼吸は雲と関係
炎の呼吸は嵐と関係
水から派生した花の呼吸は森と晴と関係
風から派生した霞の呼吸は霧と砂漠と関係
蛇の呼吸と蟲の呼吸…後々に派生した他の呼吸がどの炎と相性がいいかは不明
そして詳細不明の日の呼吸は大空と関係していて同じく詳細不明の月の呼吸は大地と関係している
詳細が不明の2つの呼吸……故に俺とエンマは二刀流や一刀流で大空と大地に適した刀の振りを研究している
各呼吸法と各死ぬ気の炎は間違いなく密接な関係にある…
鬼殺隊の事を調べたが、わかった事は階級制度や呼吸法が確立されたのは戦国の世…300年前…緑壱と家康…歴史の中に見え隠れする2人…
ツナ「…」
アオイ「綱吉様、昼食の準備が整いました」
ツナ「…もうそんな時間か…ありがとう、直ぐに行くよ」
アオイ「失礼しました」ペコ
ツナ(アオイは人一倍働くなぁ〜)
ツナ「…もうすぐ夏がくる…」
………
……
…
食卓に行くとお膳の上に昨日作り置きし、一晩寝かせておいた、おでんだ
ツナ「今日も美味しいなぁ〜」ホッコリ
カナエ「喜んでくれて嬉しいわ〜」ニコニコ
しのぶ「姉さんとアオイが作ったんですもの、美味しいに決まってます」ニコニコ
エンマ「このタコの煮付け美味しいよ」
アオイ「ありがとうございます!」
カナヲ「…」モグモグ
なほ「この大根、私が切りました」
きよ「こんにゃくは私が切りました」
すみ「ちくわは私が切りました」
ツナ「皆で作った食事は美味しいな」クスッ
チビ達「!」パァァァ
俺達はまだ知るよしも無かった…
この1年と半年の期間は……
まだ序章に過ぎないと…
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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時