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カナヲのプロポーズ ページ19

ツナside




カナエ「所で綱吉君、話が変わるのだけれど」

ツナ「はい?」

カナエ「私と結婚しましょう」



しのぶ「ちょちょ!!姉さん!!何言ってるの!!」タタタ…

カナエ「あらしのぶ」

ツナ「血痕ってアレですか?血の痕と書いて血痕」

しのぶ「あら!!綱吉は物知りね見直したわ!!」

カナエ「いーえ、私を妻として」

ツナ「つま?刺身に添えられている大根で作られるつまですか?」

しのぶ「本当に物知りね!!」汗

カナエ「違いますよ私と添い遂げて欲しいの」ニコニコ

ツナ「俺は削いでも研げませんよ?削げて出るのは皮膚と血です研いでも残るは亡骸だけです」

しのぶ「綱吉……あんた思った以上に後ろ向き思考ね」汗

カナエ「そんなに私は要らぬ存在ですか?」シクシク

しのぶ「ちょっ姉さん…そんな下手な演技」

ツナ「ちょっカナエさん」アタフタ


エンマ「あーツナ君がカナエさんを泣かしたー(棒読み)」
カナヲ「沢田……カナエ姉さん泣かせた?」



ツナ「エンマ!!カナヲに何吹き込んでるの!!」ゴーン

しのぶ(嘘泣きなのに)汗

カナエ「どうして綱吉君はそんな態度を取るの勇気を振り絞ったのに」ヒクヒク シクシク


エンマ「ツナ君は前に色々あって恋人……伴侶を付くるのを極端に臆病になってるんだよ、悪気はないよ」

ツナ「エンマ!!」ガーン

しのぶ「珍しく慌ててる」


ツナ「……いやあの!!別にカナエさんが嫌いだとかじゃなくて……俺には4人の妻と4人の子供がいます……そんな俺がカナエさんに……」

しのぶ「そうなの!!」

カナエ「あらあら?別に私は綱吉君の何番目の女でも構いませんよ?江戸の時は一夫多妻は当たり前でしたし…音柱の宇髄天元さんは奥さんが3人いますよ」ニコニコ

ツナ「えーっと」チラッ


エンマ「カナヲ次に教えるのはーー」

カナヲ「…」コクコク



エンマの奴…俺からのヘルプを無視か



ツナ「…」チラッ



しのぶ「いい月夜ですねー」



あぁ……俺に見方はいないのか


カナヲ「沢田……お兄さんになるの?」ジー

ツナ「カナヲ……」



この子は最初の頃に比べると本当に喋る様になったな…


カナエ「分かりやすくするなら」チュ
ツナ「なっ!!」


接吻!!


??「私は沢田綱吉君が伴侶を付くる事に賛成だね」



エンマ「この声!!」


ツナ「まさか!!」



俺とエンマは声がする方向に警戒度マックスで迎え撃つ……



??「3人で話したいね」パチン



ツナ「!!」

エンマ「!!」



俺達の視界は真っ暗になった

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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時

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