飼われて ページ38
『坂田さん、入りますよ』
ドアをギィッと開け、部屋の中を見ようとしても部屋が真っ暗で何も見えなかった。…電気どこだろう？
『……ん？』
手に固い感触があり、これかな？と思いボタンらしきものを押すと部屋が明るくなった。おぉ、あってた。
振り返っても何処にも坂田さんは居なかった。そして部屋から出て行こうと思ったのだが、カラフルな液体や沢山の粉が机の上に置いてあった。
『……何、これ』
う｢それは実験して出来たヤクだな。｣
『…麻薬？』
う｢んん、まぁ、簡単に言うとそうだな｣
あ、じゃあ少しは間違ってるんだ。そういえば何でうらたさんがここに…
う｢ざっと言うとそこら辺の麻薬じゃあ比べらんないくらいコイツが作るのは強い。｣
『え、でも掴まるんじゃあ…』
う｢残念ながらそこら辺のポリスも坂田のをやってるんだよ。最近はやってなかったんだけどな…。
まぁ、麻薬以外もあるし大丈夫だろ。あいつもれっきとした神父だ。やることはやる
あと、坂田はたぶん中庭だろうな。｣
『中庭…？』
う｢あぁ。坂田が作った中庭…ここから確か…
見えた見えた。ほら、あそこ｣
うらたさんが部屋から外を覗き込んだので、私も覗き込んでみると、暗くてよく解らないが花が沢山あり、その中心部にベンチがぽつんと一つ。
そしてそのベンチに座っているのは何回も見てきた赤髪の坂田さんが。
『ありがとうございます！行ってきます！』
う｢あぁ。｣
私は部屋から飛び出し、道もわからないのにただただ走って向かった。って、疲れた((
ここどこぉー…この屋敷広すぎ…
『中庭って何処…』
適当に暗い廊下を歩いていると、何処からか坂田さんの声が聞こえた。…何処
キョロキョロしながら歩いていると、先の方にとても大きいガラスの開いたドアがあり、その向こうには花畑と坂田さんが…
さ｢だから、1人5つ迄って言ったやろ。
守れんやつは２度と買うなや｣
『坂田さん』
さ｢……またの御贔屓に｣
『坂田さん』
やっぱり言われた通り無視はされたが、間があったので聞こえているのだろう。
そして私はすっと坂田さんの隣に座った。…花の匂い
『私は感謝しているんですよ。見つけた瞬間に買ってくれて、そこからご飯も毎日くれて、一緒に話したり寝たりして…
そんな私は嫌いですか？消えた方がいいですか？
私は坂田さんのためなら何だってしますよ』
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アイシャルト(プロフ) - RONONさん» 誤解を招くような文で申し訳ないです…アンチはしばらくほっぽります…なるべく早く戻ってきます。 (2020年4月25日 20時) (
レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - 翡翠さん» たぶん暇人なんですよ(( 晒したい気分ですけどそんな奴のために掴まりたくはないので我慢します(( なるべく早く戻ってきます…！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
RONON(プロフ) - 一瞬辞めるのかと思って見るのを立ち止まりましたw私もアンチきましたけど無視してたら何時の間にか消えてたし無視しとこ〜って位で良いと思いますよ。あと(こっちが本題)アイシャルトさんの作品好きです！無理のない程度に頑張って下さい！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 873b1f45bc (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - TwitterのDMでわざわざ書くなんてよっぽどの暇人なんですね(苦笑) アイシャルトさんの作品はどれも面白くてワクワクするお話なので言っている方の神経が分かりませんね(苦笑) 晒してしまえばいいのに(( ゆっくり休んでください 次の更新を楽しみにしてます！ (2020年4月25日 19時) (レス) id: 2f46f5bb25 (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - 杜蘭さん» コメントありがとうございます！お互い気を付けましょう… (2020年4月15日 18時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイシャルト
| 作成日時：2020年2月22日 11時
