買われて飼われた。【浦.島.坂田.船】

飼って＆新作情報 ページ21

Sakata.side




Aから話を聞き、なんか変な気持ちになったので俺はお茶を飲み終わったAの腕を引き、自分の部屋に入ってベッドの上に座った。




さ｢A…｣




俺の目の前にAが立っているので、俺は目の前にある細い腰を抱き締めた。




『坂田さん…？』




さ｢んぅ？｣




『眠いんですか？眠ります？』




…眠いはずはないんやけどとにかくAを抱き締めたいため、嘘ついて｢ん、眠いから一緒に寝よ？｣と誘う。




『私眠くないです…』




さ｢じゃあ俺寝ない｣




そう言うと、Aは顔を歪めてもため息をついた。……なんでため息なんてつくん。俺なんかした？

腕を引けば、俺より小さい体のAはすぐに体勢を崩してベッドに寝っ転がった。




『な、にするんですか…』




さ｢ん…｣




『…擽ったいです』




寝っ転がったAの上に覆い被さり、首元に顔を埋めるとAは最初は驚いていたが、慣れたらしい




『この体制で寝るとなるとキツいですよ…？』




さ｢A怒ってる？俺なんかじゃやだ？俺よりうらさんの方がいい？同じ人間のまふの方がいい…？ねぇ、A…｣




『……坂田さんを嫌がるなんてあり得ないじゃないですか。それに、うらたさんとはあまり話したことはありませんし、まふは友達です。ただそれだけです。』




Aは俺の頭を撫でて微笑んだ。そして、初めてAから抱き締められて安心からか不思議と眠くなってきて目を閉じて眠った。


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こんにちは！作者のアイシャルトです！
今回は浦島坂田船が鬼となって女の子を買って飼う。という物語です。

拾われ系…やっぱいいね…((
あっ、よかったらどうぞ！

4人の鬼さん達に買われまして【浦島坂田船】

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