１ ページ1
Uratanuki.side
う｢あいつら許さん……｣
雨がザーザーと降る中、俺は傘をささずにコンビニへと来ていた。
理由はまぁ、当然
〜回想〜
さ『よし！ゲームに負けたうらさんに罰ゲームや！』
せ『ん〜、5日間スマホ禁止？』
し『そんなん生すぎるやろ。ショートカットの生足ちゃんに話しかける！』
さ『それただのまーしぃの趣味やろ？w』
せ『もうええやん、あれで
傘をささずにコンビニに行って全員分の酒を買ってくる』
し『酒！！』
さ『めっちゃええやん胸毛!!!』
せ『胸毛ちゃうわ』
〜回想終了〜
いや、可笑しいだろ全体的に
そもそも俺は酒飲まねぇし………
愚痴を心の中で思いながら俺以外用の酒が入った袋を持ってコンビニを出た。
う｢また走るのかぁ…｣
雨が降っている＆傘無し＋酒は結構辛い
意を決して走って家まで走る。
『ひ……ｯく……うぅ………ｯｯ』
う｢子供？｣
走っていても聞こえる子供の泣き声。
近くに居るのかも知れないと思い、建物の横などを覗いてみた。
そして案の定、5、6歳ぐらいの小さい子が蹲って泣いていた。
う｢おい、大丈夫か？親は？｣
泣いてたやつは顔を上げて、泣きながら一生懸命、答えてくれた。
『おか…さんは前に…ｯどこかいっ、ちゃって…ﾋｯｸ』
こんな理由じゃ見て見ぬ振りは出来ず、そいつに俺のパーカーを被せて抱き上げた。
う｢軽いな、お前｣
『ん……』
う｢じゃ、ちょっと走るぞ｣
『んぅ………』
可愛いとか思っちゃ駄目だ、俺のパーカーを握り締めて可愛いとか思ってない、うん、全ｯ然思ってない((
『…お父さんより足遅いし低い………』
前言撤回
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1333人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彗葉(プロフ) - 別にその作品を見て文句をつける訳では無いんですけど…… (2021年7月10日 7時) (
レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
彗葉(プロフ) - あの、大事な話にて出ていた作品のタイトル分かりますか？だいぶ前の記事みたいなのですが今でも見ることは可能ですか？ (2021年7月10日 7時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - 面白くて何回も見ています！これからも頑張って下さい。 (2021年1月4日 18時) (レス) id: 5a17936fbb (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - 月永悠さん» おおっ！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月7日 13時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
月永悠(プロフ) - 300票目ｯ！！貰った……！本当に面白いです！頑張ってください！ (2019年9月7日 13時) (レス) id: 73f2911850 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アイシャルト
| 作成日時：2019年5月11日 19時
