-48- 〜続編へ〜 ページ50
Uratanuki.side
目を覚ますと、そこは見覚えのある路地裏だった。ここは、まふとそらるさんがいる路地裏…?
ま「あ、やっと起きた。もぉー、ぜんぜん起きないから吃驚したんですからねー」
まふは俺の腕を持ち上げて包帯を取って巻き付けた。…昨日確か俺達に恨みのあるやつを殴り飛ばして…
ま「君のやまだぬきくんが走ってきてついて来いっていう風にこっちを見るから行ってみたら4人と知らない人達が倒れてて吃驚だよ。ねぇ、そらるさん」
そ「そうそう。2往復までして4人をここまで運んで治療したってわけ。わかった?」
ま「それで今起きてる志麻くんとセンラくんに聞けば、一昨日の夜にやり始めたみたいじゃん」
まふのその言葉を聞き、俺は驚いてまふの両肩を掴んでしまった。
う「一昨日って…!丸1日寝てたってことか!?」
そ「あぁ。と言ってもそんな血だらけの服で帰らせねぇからな?それを人が見たら警察案件だから」
そらるさんに言われたとおり、俺が着てた服は血だらけで汚れていた。それは隣で寝ている坂田も同じだった。
う「……はやく帰んねぇと」
Aに絶対迷惑かけてる…
せ「あ、うらたん起きた。」
し「どうせ考えてんのはAのことやろ?
なんとかセンラが着てたハイネックのやつは汚れてなかったみたいやしセンラに様子見てきて貰うわ」
俺はまーしぃのその言葉を聞き、汚れた上着を脱ぐと、俺の服も汚れてなかったので俺も行くことにした。
せ「そんじゃ行ってくるわ」
う「坂田寝過ぎだろ…。」
し「まぁ、一番動いてたのは坂田だしな。
じゃあ、よろしくな」
路地裏を出ると、日差しが眩しかったが構わずセンラと走り出した。
う「A!」
やっと家に着き、玄関を思いっきり開けてリビングに行っても誰もおらず、二階に行こうとすると、Aが降りてきた。
せ「………ただいま」
『おかえりなさ……顔に怪我が…』
Aは俺の顔に手を当て、軽く痛くない程度に撫でた。
う「帰ってこれなくてすまん…」
.
.
『もう、好きにしてください…』
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続編です!ごめんなさい!遅れました!
さぁさ!れっつごー!
→【2】路地裏から拾いまして【浦島坂田船】
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たんさん - 前に従兄弟から見せてもらい何年か探してました!とても面白い作品だったのでまた出会えてよかったです! (2021年12月21日 18時) (レス) @page20 id: 6a2168c0e4 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - 6週目〜 (2020年10月12日 21時) (レス) id: b54d2dadf8 (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - 篠月さん» 私なんかの考えて作っているので、嫌に思われたのなら違う作品に行ってもらえれば幸いです。不快にさせてしまったのなら申し訳ございません。 (2020年7月26日 19時) (レス) id: bb18f3957e (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - 篠月さん» センラさんの一人称は確かに「俺」だと思います。ですが、よく「センラ」と言ってるのも耳にします。それも理由の一つですが、今作のセンラさんの性格設定を考えてみると、「センラ」の方がぴったりなのかな?という考えで、「俺」ではなく「センラ」にしました。 (2020年7月26日 19時) (レス) id: bb18f3957e (このIDを非表示/違反報告)
篠月(プロフ) - すみません、浦島坂田船知ったばかりなのでまだあまりメンバーのこと知らないんですが、センラさんの一人称って「俺」じゃないですか?違ったらすみません。また、不快な思いをされてしまったのなら申し訳ございません。返答頂けると幸いです。 (2020年7月26日 18時) (レス) id: 069ce17c1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイシャルト | 作成日時:2019年11月16日 10時