【歌.い.手】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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坂田さんに怒っていると勘違いされてから次の日。今の季節は冬のためかインフルエンザ患者が多く、私達のクラスは学級閉鎖となった。そしてまさかの学級閉鎖が開けた途端にテスト日。




友美｢Aー！勉強やばいー！｣




『でも学級閉鎖なんだからいっぱい勉強できるでしょ？わからないやつがあったら電話とかで教えてあげるから』




そう言うと、友美はしぶしぶと｢わかった。またね…｣と言って帰っていった。よし、私も帰ってわからないやつは４人に聞こうかな




『ただいま帰りました』




さ｢Aおかえりー！まだお昼やで？なんかあったん？｣




し｢なんかやらかしたとか？喧嘩か？｣




『ただの学級閉鎖ですよ。喧嘩はしてません』




う｢おかえり。昼飯どうする？｣




『ただいまです。お弁当を学校で食べてきたので大丈夫です。では部屋に戻りますね』




そういって部屋に戻り、やることをやって椅子に座ると友美から写真と一緒に教えて欲しいというメールが届いた。




『［写真見たよ。あの問題はＰ､52にのってるよ］』


｢［見てもわからないのー！］｣


『［はいはい。教えてあげるけど化学教えてね］』


｢［任せろ！］｣




ビデオ通話で問題をお互いに教え合ってたりして勉強していると、ドアがノックされセンラさんが入ってきた。




せ｢…おかえり。うらたんにココアとクッキー持っていけって言われた…｣




『ありがとうございます』




せ｢別に。…言われたからやっただけやし｣




そう会話をすると、スマホから｢へあっ｣という変な声が聞こえた。




｢［A、彼氏いたん？爆ぜろ♡］｣


『［違うから。ただの家族］』


｢［…嘘だったら化学教えないからね。］｣


『［嘘じゃないって…］』




すると、センラさんに｢渡したし戻る｣と言ったのでお礼を言うと、出て行くときに｢…晩ご飯は？｣と聞かれたので食べるというとそのまま戻っていった。




｢［なんかさ、ちょうどビデオ内に入ってなかったんだけど写真とかない？］｣


『［ないよ。写真嫌いだと思うし］』


｢［ほーん。それいえばさー、岡崎いんじゃん？］｣




その後は雑談もしながら勉強を続け、お互いがご飯やお風呂いうので続きは明日になった。

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