【歌.い.手】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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学校が終わり家に帰ると誰もいなかった。




『…今のうちにアルバイト探そうかな』




さすがに４人に知られるのも嫌なのでこっそり探すことにした。んー…飲食店とかの方が…




さ｢ただいまー！｣




玄関の方でドアが開く音と坂田さんの大声。…ヤバい、帰ってきた…。スマホの電源をすぐにおとしてポケットに入れた。




『おかえりなさい。怪我はないですか？』




う｢ただいま。特にない｣




良かった、と思いながらセンラさんを見るとサングラスに液体がついていた。指で拭ってみるとなんと赤黒い血。




『…人 殺しでも？』




せ｢ちゃうわ。ただのしご…へぶっ｣




センラさんの口を必死に抑える３人。…今、仕事って言おうとした？しかもなぜか知られたくないような感じで




『…夕飯の時にゆっくり、聞かせてくださいね？絶対に』




笑って言うとなぜか４人はビクッとした。




し｢えっと、汚れたから風呂入ってくる！｣




志麻さんはそう言うとお風呂場に行った。その後に続いて３人もお風呂に向かったけれど…お風呂沸いてないですよ？




『さて、たぬきくんは大人しく待っててね。私はご飯作らなきゃだから』




たぬきくんをソファに置いてキッチンに立った。よし、私も今日はやること多いし簡単な物でも作ろっかな。

簡単な物をパパッと作って課題をしていると珍しくセンラさんが一番に出てきた。

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