【歌.い.手】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

-１３- ページ13

Senra.side




服屋に行って必要なものを買って家に帰っている途中、路地裏に居たときに絡んできたやつがAに絡んだ。




「お姉さんさぁー、こいつらと一緒にいない方が良いぜぇ？」


「俺らのところに来いよ。贅沢な暮らしさせてやるからさぁ」




う｢あ？てめぇらさっさと…｣


『うらたさん、大丈夫ですよ』




うらたんが何かを言うとするとAはそれを止めて辺りをキョロキョロと見た。
センラも見てみると誰も歩いていなかった。




『んー…贅沢な暮らしでしたっけ？』




｢あぁ、毎日毎日楽しぃぜ？｣


｢お！来る気になったか？｣




『そうですね…』




Aは顎に手を置いて何か考えていると、モブ達はセンラ達を見てニヤニヤしていた。きもっ




『残念ながら私はこの４人を養わなくてはならないのでお断りさせて頂きます。』




にっこりと断るAを見て怒ったモブ達はいきなり殴りかかってきた。雑魚共が勝てるわけないのになぁ




し｢女に手を出す馬鹿がどこにいるんよ｣


さ｢最低すぎて笑えてくるわ｣




志麻くんと坂田がそれぞれ蹴りをいれるとモブ２人は尻餅をついたが起き上がってまた殴りかかってきた。




せ｢負けて当然なんやからもうよしぃや｣


う｢さっさと諦めろ｣




うらたんと蹴りを一発くらわすと気絶したみたいだった。ほれ、負けるやん




『おぉー、さすがです。』




元はと言えばお前が原因やんかと思って睨むとAは『まぁ、私が原因でしょうけどね』と言った。




し｢睨むのやめい｣


せ｢いてっ｣




なんでセンラがぶたれなきゃあかんねん！

-１４-→←-１２-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す