40話 ページ42
noside
観る限り遠足気分(？)でマトモな者がいないことで
カルエゴがテレビに掴みかかる。やめてやれ←
と、その時
ビュウッ！
中継係を担っていた者の目の前を、物凄い勢いでアリスが飛び去った
首席の名に違わない素早さと安定感で後続を引き離していた
アリス「ムゥ…誰も追ってこないな…。咲魔様はスタートで遅れてしまわれたようだが…」
咲魔のことを心配する様子のアリス
が、しかし
クララ「咲魔ちならなんとかなるよ！ねっ！」
アリス「まぁそれはそうだ、が…」
ふと聞こえる声に背を見やると、何故かクララがアリスの背に乗っかっていた←
無賃乗車はやめなさい←
アリス「オイッ！貴様そこで何をしている！」
クララ「えーとね、スタートの時にね………乗ってた！」
アリス「説明に飽きるな！」
うーん、やはりこちらもカオス←
とその時、アリスの目にどこかへ勢いよく飛んでいくサブロの姿が写った
アリス「！あの金色…サブノック？」
よく見てみると、サブロの向かっている方向はコース外
先ほどカルエゴが行くことを禁じていた、「金剪の谷」のところであった
アリス「まさかあい、つッ！？」ｶﾞｸｯ
サブロの意図に気付いたその時、何かに引っ掛かったような感覚を覚えた
不思議に思い――どうせクララがなんかしたんだろうと思い後ろを向くと
木に絡まって抜けなくなったクララがアリスの服を掴んでいたのだ←
クララ「アズアズ絡まった！ぬけぬー」
アリス「降りろッ！」
頑張れ＾＾←
＊＊
そして金剪の谷へ向かったサブロはというと、障害を避けながら、又は壊しながら金剪の谷を進んでいた
ドゴォッ！
サブロ「フッ、やはりこうでなくてはッ！」
サブロは勢いを止めることなく
まるで欲望に目が眩んでしまったかのように一直線に飛んで行く
ここに咲魔がいたのなら、叩き落として「目を覚ませ」と説教をしているところだ
サブロ「(金剪はハードだが、その分ゴールまでの距離が圧倒的に短い
故に魔王を目指す者は皆、金剪を通って位階を上げた！)
「囀り谷」では位階は上がらん
長が何だ！そんなものはねじ伏せる！
そして――――」
――――己もここ金剪りから、魔王への覇道を始めてやる！
己が目指すものが、一体なんであるのか
それを正しく理解しなければ、ただ無惨に堕ちるのみだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メグミ - ファンです,まじで小説面白過ぎて好きです,脳死するかもです,次の投稿も楽しみにしています (2022年11月14日 21時) (
レス) id: ebe50ea529 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - 零月さん,この小説を自分の小説の参考にしてもいいですか？ (2022年11月3日 21時) (レス) id: 08246aac29 (このIDを非表示/違反報告)
アミィ - コレで怪盗レッドの飛鳥成り代わりを書いて原作を変えて欲しいです (2022年5月22日 13時) (レス) @page8 id: b726ad44ae (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - 零月さん» おもしろい（脳死） (2022年1月20日 8時) (レス) @page48 id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - 零月さん» お久しぶりです！ (2022年1月16日 18時) (レス) @page47 id: 7f6da98090 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
