或る爆弾 ページ16
中島side
中島「ふぁ……」
…ん、なんだ…
僕は、あのあとどうして…
ていうか
中島「ここ、どこだ……」
孤児院の起床喇叭は？
早朝点呼は？
ピピピピピピピ…
！？えっ、何の音！？
突然の音に勢いよく身体を起こして音の方を見てみると、携帯があった
………え、これに出るの！？
てかめっちゃ五月蝿いなこれ！←
と、とりあえず出ないと…
ええっと、この釦……じゃない
じゃあこれか…？あぁ違う
これでもないそれでもない……あ゛あ゛あ゛釦どれ！？(キレ)←
あ、これみたいだ
中島「は、はい？」
太宰《やぁ敦くん。新しい下宿はどうだい？善く眠れた？》
聞こえてきたのは太宰さんの声だった
…………そうか……僕は―――――
中島「お蔭様で……こんな大層な寮を紹介いただいて」ｼﾞｰﾝ
太宰《それは好かった。ところで頼みが有るのだが》
？太宰さんが僕に頼み？
一体なんだろう…
太宰《助けて死にそう》
……………………………は？(困惑)
＊＊
置いてあった服に着替えて外に出ると
そこには何故かドラム缶にはまっている太宰さんがいた←
…………えっと、そういうご趣味で……？←
太宰「やぁ、良く来たね」
僕は今すぐこの場を離れたい衝動にかられていますが←
太宰「早速だが助けて」
何で？何がどうしてこうなったんです？？
この人やっぱヤバい人だ。うん
昨日も見知らぬ女性ナンパしてたし。首しめてとか云ってたし←
中島「え……？何ですかこれ？」
太宰「何だと思うね」
質問を質問で返さないでください
ちょっとその顔面殴って良いですかね？凄くムカつきます←
中島「朝の幻覚？」
太宰「違う」
え、違うのか…
幻覚だと思いたかった……
太宰「こうした自 殺法があると聞き早速試してみたのだ。が、苦しいばかりで一向に死ねない」
あっはい。そうですか←
だから？？？←
太宰「腹に力を入れてないと徐々に嵌まる。そろそろ限界」
知りませんけど←
このままいけば死ねるんじゃないですかね？
中島「でも自 殺なのでしょう？そのままいけば」
太宰「苦しいのは嫌だ当然だろう」
……ものすごく嫌な顔をされてしまった
そんなに嫌なのか。自 殺愛好家なのに←
取り敢えず納得……納得？しておいた
だって面倒臭いから←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リゼ - 零月さん» うしおととらはまだですか？ (2022年4月12日 13時) (
レス) id: bd60c7e03e (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 魔入間とうしおととらの最新を、、、 (2022年4月10日 15時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - そうですが、答えていただきありがとうございました。( ´∀｀ )b (2021年10月12日 7時) (レス) id: caf70309bf (このIDを非表示/違反報告)
零月 - 時雨さん» 少々見きり発車的な部分があったため消してしまいました。すみません (2021年10月11日 20時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 零月さんいつも楽しく読ませてもらってます。聞きたいことがあるんですが刀剣乱舞と鬼滅の刃のクロスオーバーで夢主が日輪刀の話がなくなっていたので消してしまいましたか？(蛇柱の日輪刀じゃない方です) (2021年10月11日 18時) (レス) id: caf70309bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
