伝えたいこと。 (ページ4) - 小説

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4. ページ4

そうして、私は今学校に行っている。
ここまではよく出来た物語のようで信憑性なんてまるでないと思うだろう。

けれど、現実なんてそう甘くはなかった。

今の私は学校に行けているようで行けていない。
私はほぼ毎日、遅刻する日々を送っている。

遅刻といっても数分の遅刻ではない。
何時間単位の遅刻。

毎朝自分で学校に電話して、～時間目までに行きます、とだけ伝える。

そうして、誰もいない家で1人眠る。

よくて4時間目、悪い日には6時間目に行くような毎日だった。

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作者名：蕾 | 作成日時：2018年3月22日 15時