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ハロウィンが終わった数日後の週末
今年初めてのホグズミードの日がやってきていた
3年生以上の生徒は浮き足立ち、どこで何をしようか計画を立てていて、フレッドとジョージやリー達も共に嬉しそうに話をしている
皆を見送りにきたAを見つけるとフレッドは走ってそちらへ向かった
「A、今年も行かないのか？」
『えぇ、サインはまた貰い損ねちゃったから』
「そうか…分かった、何か買ってくるものは？」
『そうね、お菓子をたっぷりお願い出来るかしら？』
残念そうに呟くフレッドにAはガリオン金貨を10枚ほど渡してお使いを頼む
「あぁ、任せとけ」
フレッドは笑ってそう言うと金貨を大事そうにしまい、ジョージ、リー、アリシア、アンジェリーナの元へ戻っていった
出発の時間になりフレッド達がAに「じゃあな」と声をかけ、Aもそれに応える様に皆の後ろ姿に手を振ると、アンジェリーナはフレッドの手を引いて急かしていた
自然と腕を組むアンジェリーナと笑顔のフレッドの姿を見てAは胸が少し痛んだ
「君は行かないのか？」
2人の背中を寂しそうに見つめたまま手を振っていたAに
セドリックが後ろから声をかける
Aは一瞬驚いた顔を見せた後、コクリと頷いた
「Mr.ディゴリー、どこへ行くんです？」
マクゴナガルの問いかけにセドリックは「今日は辞めておきます」とだけ言うと、Aの肩を抱いて城の中へと入っていった
『ねぇ、セドリック。私に気を遣わなくても良いのよ？』
「気を遣ってる訳じゃないさ、君が残るなら宿題を教えて貰おうと思ってね」
『宿題？ホグズミードの方が優先するべき事じゃない？』
「ホグズミードはまた次行けば良い、君と2人で勉強を出来る機会はあまり無いからね」
『あんなに楽しい所よりも勉強を優先するなんて。貴方、とても変わってるわね』
ホグズミードよりもこんな機会は少ないんだから、と図書室へ向かおうとするセドリックにAは呆れた様に笑った
『いつでも言ってくれれば勉強くらい一緒にするわよ？』
「君は良くても、いつもフレッドと一緒に居るだろ？彼が許すとは思えないな」
『ねぇ、一応言っておくけど、フレッドと私は何も無いのよ？』
セドリックは「分かってるよ」と言ってクスリと笑う
Aは自分も教えて欲しい所があるから、とお互い宿題を持って図書室に待ち合わせようとそれぞれの寮へ戻って行った
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村民(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！今後も地道に更新していこうと思いますので是非お付き合いください^ ^ (2023年3月30日 20時) (
レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - この大人な感じの夢主最高です！多分今後こんな余裕が無くなるほどフレッドに夢中になるんでしょうね！(^q^)ｸﾞﾌﾌ (2023年3月30日 19時) (レス) @page42 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - かにさん» ありがとうございます！今日も続きを書く予定ですのでぜひ読んで頂けたら嬉しいです^ ^ (2023年3月29日 12時) (レス) id: b5db6cc547 (このIDを非表示/違反報告)
かに - すごく面白いです♡！！一気に読み進めてしまいました！フレッドとの絡みがすごく可愛いです♡応援してます！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page26 id: 3b3f8fe9b0 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - nachuさん» ありがとうございます…！もっともっと書きたい事が山積みですので、出来るだけ早く続きをあげられる様頑張りますね^ ^ (2023年3月27日 21時) (レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯨井 | 作成日時：2023年3月27日 19時
