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「フレッド・ウィーズリーさん、約束の品です」
「あぁ、コリン。ありがとな」
夜ご飯の後、Aとフレッド、ジョージ、リー、アリシアにアンジェリーナが大広間で談笑をしていると、コリンがフレッドに声をかけ、1枚の封筒を手渡した
「こんにちは、僕、コリン・クリービーです」
『あ…A・エイムズよ。よろしくね』
Aは急にこちらを向いて自己紹介するコリンに戸惑いながらも、挨拶を返した
「ちゃんと動く様に現像しましたから、ルームメイトに教えてもらって！」
コリンはフレッドへと向き自慢げにそう言うと、まじまじとAを見て、それじゃあ、とどこかへ行ってしまった
『…なんだったの？』
「さぁ、Aのファンじゃない？」
アンジェリーナがそう言うと、Aはまさかそんなはずないと否定する
「思ったとおり、最高の写真だ」
フレッドが封筒から1枚の写真を取り出すと、Aへそれを見せた
写真の中ではAがフレッドの肩に頭を乗せて眠っていて、フレッドはAの方とこちらへ交互に目線を向けていた
それよりもAが気になった事は、2人の手がしっかりと繋がれている様に見えた事だった
『これ、何？』
「あぁ、これか。Aが眠りながら握ってきたんだぜ」
『貴方の方から握ってる様に見えるけど？』
「握られた手を握り返さないなんて、紳士たるもの許されないだろ？」
Aは写真を手に眉間に皺を寄せながらフレッドに疑問を投げかけると、フレッドは淡々と答えていく
『ねぇ、誰が紳士なの？』
「誰って、俺以外に誰が居るんだ？」
Aは列車の中での事を思い出そうと必死に頭を働かせたが、寝ている間のことを覚えているはずもなく、写真をただ見つめるしかなかった
「俺にも見せてくれよ」
そう言ってリーがAの手から写真を奪うと、ニヤリと笑ってあの時のか、と続けた
列車ではリーはAの向かいに座っていた
この写真が撮られた時も近くで見ていたはずだと考えたAは、事実を確認しようと問いかける
『リー、これ…私が握ったの？』
「あー？…さぁ、どうだったかな」
リーはフレッドの方をチラリと見ると、フレッドは眉を上げ言うなよ、と目で合図する
リーは出来る限り返事を誤魔化して答えた
『ジョージも横に居たわよね？見てた？』
「いいや、俺は見てない」
今度はジョージに確認を取ると、面白そうだと感じたのかジョージも同じくはぐらかした
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村民(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！今後も地道に更新していこうと思いますので是非お付き合いください^ ^ (2023年3月30日 20時) (
レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - この大人な感じの夢主最高です！多分今後こんな余裕が無くなるほどフレッドに夢中になるんでしょうね！(^q^)ｸﾞﾌﾌ (2023年3月30日 19時) (レス) @page42 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - かにさん» ありがとうございます！今日も続きを書く予定ですのでぜひ読んで頂けたら嬉しいです^ ^ (2023年3月29日 12時) (レス) id: b5db6cc547 (このIDを非表示/違反報告)
かに - すごく面白いです♡！！一気に読み進めてしまいました！フレッドとの絡みがすごく可愛いです♡応援してます！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page26 id: 3b3f8fe9b0 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - nachuさん» ありがとうございます…！もっともっと書きたい事が山積みですので、出来るだけ早く続きをあげられる様頑張りますね^ ^ (2023年3月27日 21時) (レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯨井 | 作成日時：2023年3月27日 19時
