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馬車を待っている間辺りをキョロキョロと見渡すA
「どうした？何か気になるものでもあったか？」
『えぇ、ハリーとロンが見当たらない気がして』
「ハリーとロンだって？」
ジョージはAと同様にキョロキョロと見渡すが、それらしい人物は見当たらなかった
『ね、いないでしょ？』
「1年生の船に間違えて乗ってるんじゃないか？」
フレッドが冗談めかしてそう言うと、ジョージはそうかもしれない、と吹き出した
「大丈夫さ、2人とも駅まで俺達と一緒だったんだ」
ジョージがそう言うと馬車が来て3人は乗り込む
リーはギリギリ次の馬車になってしまったらしく、双子は揃って後でな！と挨拶をしていた
馬車から降りたAとフレッド、ジョージは大広間へと向かう
久しぶりに来るホグワーツにAの気持ちも弾んでいた
グリフィンドールのテーブルに着くと、Aの左右にはフレッドとジョージが座る
4年目にもなるといつもの定位置の様になっていて、ダンブルドア校長が少し話した後、今年度の新入生が大広間へと入場してきた
『あ、ジニーよ！』
入場してくる1年生の中にジニーを見つけたAは、小さく手を振った
ジニーははにかむ様に微笑んで小さく手を振り返す
『貴方達の妹、やっぱり可愛いわね』
「「俺達に似て？」」
『それは去年聞いたわよ？』
「何だ、やっぱり俺達も可愛いって？」
フレッドがニヤリと笑いながらそう言うとAは呆れた様に肩で息を吐いた
『貴方達に似てなくて、とっても可愛いわ』
「おいおい、A。それは去年聞いたぜ？」
Aは言い返そうとしたが、帽子による組み分けが開始され、目線をそちらに移す
ジニーは無事グリフィンドールに組み分けされ、ジョージの隣で嬉しそうに座っている
『ジニー、同じ寮で嬉しいわ。よろしくね』
「えぇ、私も嬉しい。ありがとう」
Aが歓迎の言葉をかけると、ジニーはまたはにかむ様に微笑んだ
『ねぇフレッド、私貴方になりたいわ』
「俺に？それはまた、どうして」
『ジニーの兄になれるのよ？最高じゃない』
「A、良い事を教えてやろうか？」
『えぇ、なあに？』
「俺と一緒になれば、ジニーの姉になれるんだぜ？」
ニヤリと笑いながらそう言うフレッドにAの顔は熱を持つ
それを悟られない様に前を向き、髪で隠しながらフレッドの方を見ずに肘で小突いた
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村民(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！今後も地道に更新していこうと思いますので是非お付き合いください^ ^ (2023年3月30日 20時) (
レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - この大人な感じの夢主最高です！多分今後こんな余裕が無くなるほどフレッドに夢中になるんでしょうね！(^q^)ｸﾞﾌﾌ (2023年3月30日 19時) (レス) @page42 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - かにさん» ありがとうございます！今日も続きを書く予定ですのでぜひ読んで頂けたら嬉しいです^ ^ (2023年3月29日 12時) (レス) id: b5db6cc547 (このIDを非表示/違反報告)
かに - すごく面白いです♡！！一気に読み進めてしまいました！フレッドとの絡みがすごく可愛いです♡応援してます！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page26 id: 3b3f8fe9b0 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - nachuさん» ありがとうございます…！もっともっと書きたい事が山積みですので、出来るだけ早く続きをあげられる様頑張りますね^ ^ (2023年3月27日 21時) (レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯨井 | 作成日時：2023年3月27日 19時
