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クリスマス休暇を終えてホグワーツに活気が戻り、数週間が経った
そろそろクィディッチのグリフィンドール対ハッフルパフ戦が控えていた
フレッドは再び練習ばかりの日に戻り、当分空き教室での時間はお預けになっている
グリフィンドールがハッフルパフに勝てば寮対抗杯を7年ぶりに取り戻せる為に、皆やる気に満ち溢れているのだ
「A、久しぶりだな」
『セドリック、久しぶりね』
宿題を終わらせたAが図書室を後にすると、セドリックと廊下でバッタリ鉢合わせる
少し話をしようと誘われて廊下にあるベンチに2人で腰掛けた
「あー、もうすぐクィディッチの試合だな」
『そうね、ハッフルパフも練習は大変なの？』
「うん、まぁそれなりにはね」
苦笑いを浮かべるセドリックにAはそうだわ、と思い出した様にスケッチブックを取り出し、ペラペラとページを捲りお目当てのページを開くと、セドリックに差し出した
『この前のスリザリンとの試合を見ながら描いてみたの』
スケッチブックにはスニッチを掴もうと手を伸ばすセドリックの姿が描かれていて、走り書きのデッサンではあったが特徴は捉えていた
「これ…」
『物凄く前だけど、描いて欲しいって言ってたでしょ？…もしかして迷惑だったかしら？』
「いや…凄いよ、嬉しい。」
『そう、良かったわ』
「あー、これ貰っても良いかな？」
遠慮がちにそう聞くセドリックにAは驚いた
『これ、ただのデッサンよ？人にあげられる様なものじゃ無いわ』
「そう？充分だと思うけど」
『デッサンをあげるのは何だか申し訳ないもの、プレゼントするならちゃんと描いたものじゃないと』
「じゃあ、そうだな。今度の試合でグリフィンドールに勝ったら、描いてくれる？」
『…別にそんな条件をクリアしないと描かないなんて意地悪しないわよ？』
「良いんだ、その方が僕のやる気も出るから。約束だよ？」
『そう、それなら分かったわ。でも…私、敵に塩を送ったって言われないかしら？』
少し不安げな顔でAがそう言うとセドリックは目を細めて笑った
「大丈夫さ、ただの個人的なお願いだから」
『そう、なら良いんだけど』
「本当は、試合中も君に応援してもらいたいんだけどな」
『それは…無理じゃ無いかしら？それこそ怒られちゃうわ』
「…ウィーズリーに？」
セドリックから出て来る意外な人の名前にAは目を丸くした
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村民(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！今後も地道に更新していこうと思いますので是非お付き合いください^ ^ (2023年3月30日 20時) (
レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - この大人な感じの夢主最高です！多分今後こんな余裕が無くなるほどフレッドに夢中になるんでしょうね！(^q^)ｸﾞﾌﾌ (2023年3月30日 19時) (レス) @page42 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - かにさん» ありがとうございます！今日も続きを書く予定ですのでぜひ読んで頂けたら嬉しいです^ ^ (2023年3月29日 12時) (レス) id: b5db6cc547 (このIDを非表示/違反報告)
かに - すごく面白いです♡！！一気に読み進めてしまいました！フレッドとの絡みがすごく可愛いです♡応援してます！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page26 id: 3b3f8fe9b0 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - nachuさん» ありがとうございます…！もっともっと書きたい事が山積みですので、出来るだけ早く続きをあげられる様頑張りますね^ ^ (2023年3月27日 21時) (レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯨井 | 作成日時：2023年3月27日 19時
