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グリンゴッツに着くまでに新しい教科書の話になる
『新しい闇の魔術の防衛術の先生はバカだと思うわ。あんなにギルデロイ・ロックハートの本ばかり、どうするつもりかしら？』
「へぇ、Aはロックハートのファンじゃないのか？」
『えぇ、どうして？』
「うちのママやジニーはお熱だぜ？多分、新しい闇の魔術に対する防衛術の先生もな」
『…そんなに人気があったなんて知らなかったわ』
「Aは俺にしか興味がないんだ、仕方ないさ」
『もう、行くわよ』
Aはまた言ってる、と呆れた顔をしてグリンゴッツの中へ入って行った
沢山のゴブリンがいる所を進み、両替をお願いする
「それ、マグルの金か？」
『えぇ、夏休み中に何枚か絵が売れたの。少しだけ残して後は魔法界のお金に変えるのよ』
フレッドは物珍しそうにマグルのお金をマジマジと見つめる
それをゴブリンが受け取り、奥の方からガリオン金貨がたんまり入った袋を持ってきた
「は！？あのマグルの金はこんなに価値があったのかよ」
フレッドはそれを見て驚くと、重いだろうとその袋を持ってくれる
Aはゴブリンに金庫に行きたい事を告げ、専用の車へと乗り込みあっという間に到着した
A専用の金庫を開けると、ガリオン金貨がそこそこ入っていた
これだけあれば3年は遊んで暮らせるだろうなとフレッドは思う
『フレッド、それ貸してくれる？』
Aはフレッドの手から金貨が入った袋を受け取ると、バックパックの中から小さな巾着を取り出し50枚程入れ、残りの金貨は金庫の中にしまった
ゴブリンに終わった事を告げ、また来た道を独特な車で戻りグリンゴッツを後にした
「なぁ、あれ全部Aが貯めたのか？」
『そうね、絵を売って稼いだお金よ』
「へぇ、俺はどうやら凄い名画家に描いてもらっていたらしい」
そんなに価値があるものだなんて知らなかった、と大袈裟に言うフレッドにAはクスクスと笑う
『そんなに大したものじゃないわ、フレッドの事は描きたいから描いてるんだし、売るつもりも無いもの』
「Aの部屋に飾っておく？」
『えぇ、1人暮らしを始めたら寂しくなりそうでしょ？でもフレッドの絵が喋っててくれたら、きっと毎日が楽しいと思うの』
「全く、Aは本当に俺が好きだな、ご所望なら本物の俺が行っても良いんだぜ？」
そう言いながらニヤリと笑ったフレッドをAは肘で軽く小突くと、アイスクリームパーラーへ向かった
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村民(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！今後も地道に更新していこうと思いますので是非お付き合いください^ ^ (2023年3月30日 20時) (
レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - この大人な感じの夢主最高です！多分今後こんな余裕が無くなるほどフレッドに夢中になるんでしょうね！(^q^)ｸﾞﾌﾌ (2023年3月30日 19時) (レス) @page42 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - かにさん» ありがとうございます！今日も続きを書く予定ですのでぜひ読んで頂けたら嬉しいです^ ^ (2023年3月29日 12時) (レス) id: b5db6cc547 (このIDを非表示/違反報告)
かに - すごく面白いです♡！！一気に読み進めてしまいました！フレッドとの絡みがすごく可愛いです♡応援してます！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page26 id: 3b3f8fe9b0 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - nachuさん» ありがとうございます…！もっともっと書きたい事が山積みですので、出来るだけ早く続きをあげられる様頑張りますね^ ^ (2023年3月27日 21時) (レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯨井 | 作成日時：2023年3月27日 19時
