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「何って惚れ薬2つに、解毒薬1つだ」
『どうして解毒薬が1つしか無いのよ』
「そりゃ、もちろん。たまたま余ってたからだぜ」
Aは嫌な予感が的中した、と頭を抱える
フレッドがまともなプレゼントを用意するはずがないと思っていたが、余っていた魔法薬をよこすとは思わなかった
「赤い蓋が惚れ薬、緑の蓋が解毒薬だ。試す時は間違えないようにな」
そう言いながらウィンクを飛ばすフレッドをAは軽く睨みつけると、ため息を吐いた
『そんな事ばかり言ってると、本当に使うわよ？』
「俺に？」
『さぁ、どうかしら』
拗ねた様にそっぽを向きながら答えるAに、無理やり視線を合わせに行くフレッド
それを見ていたジョージは肩を震わせて笑っている
「俺以外に惚れて欲しい奴なんかいたのか？」
『貴方に惚れて欲しいなんて言った事無いわよ』
「でも試してみるなら俺だろ？」
『私は貴方とは違うの、そんな事試したりしないわ』
「全く、素直じゃ無いな。プレゼントに俺の絵を送ってきただろ？」
フレッドは空き教室で取り掛かってる絵があるのに他にも自分を描きたいなんて、好き以外に無いだろうと自信満々に言うがAは即座に否定する
『クリスマスプレゼントとして描いただけよ』
「そうだな、俺も貰った」
「僕も。ハリーもだろ？」
「うん、僕も」
『そうね、ハーマイオニーにもあげたわ』
ジョージにロン、ハリーが口々に言うと、フレッドは途端に吹き出して笑った
自分だけだと思っていたプレゼントが全員持っていただなんて、と大袈裟にわざとらしく悲しんで見せる
ハリーはクィディッチの試合中の姿、ジョージはブラッジャーでクァッフルを打ち返す所
ロンは美味しそうにご飯を食べる姿、ハーマイオニーには勉強を熱心にしている所
フレッドは空き教室で居眠りをしている姿をそれぞれ描いた
絵だけでは物足りないかもと不安視したAは、それにラッピングしたお菓子もつけて皆に送ったのだ
『皆の好きな所を描いたの』
そう照れ臭そうに微笑みながら言うAにジョージ、ハリー、ロンはお礼を告げる
フレッドはというとその言葉を聞いてますます自信満々にニヤリと笑った
「俺の好きな所は寝顔なのか？やらしいな、Aは」
『寝ている貴方はうるさくないもの』
Aがバッサリとそう吐き捨てると、ハリーとロンジョージは腹を抱えて笑い、フレッドはAを軽く小突いた
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村民(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます！今後も地道に更新していこうと思いますので是非お付き合いください^ ^ (2023年3月30日 20時) (
レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - この大人な感じの夢主最高です！多分今後こんな余裕が無くなるほどフレッドに夢中になるんでしょうね！(^q^)ｸﾞﾌﾌ (2023年3月30日 19時) (レス) @page42 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - かにさん» ありがとうございます！今日も続きを書く予定ですのでぜひ読んで頂けたら嬉しいです^ ^ (2023年3月29日 12時) (レス) id: b5db6cc547 (このIDを非表示/違反報告)
かに - すごく面白いです♡！！一気に読み進めてしまいました！フレッドとの絡みがすごく可愛いです♡応援してます！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page26 id: 3b3f8fe9b0 (このIDを非表示/違反報告)
村民(プロフ) - nachuさん» ありがとうございます…！もっともっと書きたい事が山積みですので、出来るだけ早く続きをあげられる様頑張りますね^ ^ (2023年3月27日 21時) (レス) id: 82c45efafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯨井 | 作成日時：2023年3月27日 19時
