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6話 ページ8

いづみたんが言うには、即興エチュードをやるらしい。
ストリートACTみたいなもんらしい。

監)「皆にそれぞれ簡単な人物設定をつけるから、それに沿ってアドリブでお芝居してね」

あ)「咲也たん、頑張って〜!」

監)「何言ってるの?Aちゃんもだよ」

あ)「…私、サポートだから」
頭をブンブンと振り、嫌とはっきりしめす。
が、キョトンとした顔で見つめるのみ。

監)「今一番上手なのはAちゃん。だから、皆のお手本になるように。ね?」

嫌だ嫌だと駄々をこねるも、案外しつこい、いづみたん。
…結局、やる羽目に。

監)「真澄くん、起きなさい!」
何も関係なさそうに寝てるまっすーに、無性に腹が立つ。

あ)「…起きろ、クソガキ(ボソッ」

真)「…!?」

あ)「にゃははは〜!まっすー起きた?」

真)「…」


監)「真澄くん、すっごい勢いで頷いてる…」

咲)「わぁ!やっぱりすごいや、Aちゃん」

綴)「あ、あはは〜」

それから、何回も役を変え、演じた。
私も付き合わされた。

綴)「Aちゃん、上手だよね」

あ)「そー?…ありがと〜」

綴)「うーん、よしよし」

あ)「んん〜?なにー?」
いきなり、頭を撫でられた。

綴)「Aちゃん見てると、弟を思い出して…」
兄気質だねぇ。

あ)「じゃあ、綴お兄ちゃん、だね?」

綴)「…」

あ)「照れるお兄ちゃんも、可愛いよ」

綴)「…はいはい。からかわない」
片手で顔を抑えてるが、隠せてない。

あ)「…でも、お兄ちゃんとか憧れるなぁ〜」

綴)「一人っ子?」

あ)「そー!だから、羨ましい」
本当、羨ましい。
こんな優しいお兄ちゃんとかさ。

綴)「…まー、寂しい時は俺や監督に頼ればいいよ。年上だし」

あ)「…ありがと」
純粋に、嬉しかった。




監)「今日は新入団員を集めます」
初代春組は5人で回してた。
だから、最低5人は欲しいらしい。

あ)「いづみたん、今日からは絶対やらないからね!」

監)「えー…」

あ)「ダメ〜!」
サーっとつーちゃんの後ろにかくれ、手でバツをつくる。
つーちゃんの説得もあり、諦めてくれた。



「オー!これがジャパニーズダイコンネ!」

あ)「ぬぬ、いづみたん怪しい人!」

「白くてリッパなダイコンダヨ!」

あ)「なはははは!いづみたんの足、見てるぅー!」

監)「Aちゃん!もー、失礼!」
いづみたんは、大根の意味を教えてあげた。
それにしても、目立つ

話を聞けば、役者じゃないらしい
留学中、ね

監)「MANKAIカンパニーはどうかな?」

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夢花 (仮垢) - またまたすみません、8話のとこ、「一様」じゃなくて「一応(いちおう)」ですぞ〜…こーゆーのって結構気になっちゃう性格でして(;´∀`) (2019年1月28日 19時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 7話の所、「どこかえ」ではなく「どこかへ」ですよ〜。その他所々脱字があるので、一度確認するのをおすすめします。こーゆーテンションの夢主ちゃん好きよ← (2019年1月28日 19時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なーこ | 作成日時:2017年3月2日 14時

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