5話 ページ7
監)「な、何でもないよ…！」
見られてる気がしたけど…
気のせいだったみたい。
初代春組について、叔父さんが語ってくれた。
綴)「ロミジュリ…」
初代春組はロミジュリを演じたらしい。
アレをアレンジして大成功、か。
監)「やりましょう！」
いづみたんが、立ち上がり言った。
それに続き、叔父さんも、咲也たんも、つーちゃんも、まっすーも。
それから…
あ)「サポート、させていただきまーす！」
私も。
こーゆーのを、一致団結って言うんだよね。
明日の７時から稽古を始めるって話をつけ、今日は解散した。
…初代春組のような面白さを、きっと今だってできるの気がした。
あ)「ま、団員足りないんだけどね〜」
あ)「……おは」
監)「おは…えぇー！？Aちゃん？！」
あ)「…ん。眠い」
朝は苦手って事、忘れてた。
目覚ましセットし、必死に起きた。
が、頭が働いてないのがわかる。
ボーッとするし、瞼が重い。
おはよーっと声がし、3人とも入ってきた。
…煩い。
綴)「えーっと、Aちゃん、大丈夫…？」
あ)「…んー…」
咲)「Aちゃん、朝苦手だもんね！」
碓)「…眠い」
監)「はい、起きる！…まず、準備運動から始めよっか！」
碓)「準備運動？」
綴)「演技にそんなの必要なんすか？」
監)「全公演乗り切るには基礎体力が必要だし、いずれ殺陣とかやるなら怪我をしないように柔軟からしっかりしないとダメ。」
綴)「なるほど」
監)「準備運動が終わったら、発声練習やるから。それじゃあ、皆、広がってー。」
あ)「…んぁ！？あれ、咲也たん？」
咲)「あ、起きた？」
綴)「いてててて！真澄、痛い！」
見渡せば、私が咲也に乗っかって、同じくまっすーが、つーちゃんに乗ってる。
監)「あ、やっと目が覚めたね？今は準備運動だよ」
基礎体力をつけるため、まずは準備運動からやってるとか。
で、体を柔らかくするため咲也たんの背中を押してる最中らしい。
…記憶、全くないけど。
監)「はい、こーたい」
今度は咲也たんが、私の背中を押す。
咲)「わ、すごく柔らかい！」
綴)「…咲也だらなぁ。卑猥に聞こえない」
あ)「……つーちゃん？うふふふ」
綴)「…っす」
監)「本当に、体が柔らかいんだねー」
柔軟は得意だ。
暇な時は、ストレッチとかしてたし。
あ)「……びみょ〜ん」
更に自分で伸びれば、歓声が上がった。
…ちょろい。
監)「はい、それじゃあ次はいよいよ、基本的な演技の稽古を始めるよ」
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夢花 (仮垢) - またまたすみません、8話のとこ、「一様」じゃなくて「一応(いちおう)」ですぞ〜…こーゆーのって結構気になっちゃう性格でして(;´∀`) (2019年1月28日 19時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 7話の所、「どこかえ」ではなく「どこかへ」ですよ〜。その他所々脱字があるので、一度確認するのをおすすめします。こーゆーテンションの夢主ちゃん好きよ← (2019年1月28日 19時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーこ | 作成日時：2017年3月2日 14時
