2話 ページ4
支)「あ、あー！やることがあったなー。うん」
逃げ足だけは早いのか、咲也たんが行ってしまった方に逃げた。
…はぁ。
片付けますか。
私が客席に行くと、何やらもめていた。
…いや、理由はわかるんだけどね？
あ)「はいどーん。ハロハロ、古市さ〜ん」
古)「あぁ？…っち。お前か」
私が躊躇なくヤクザ…基い古市さんにぶつかってくのを、咲也たんも、叔父さんも…あれ？
女の人がいる！
あ)「叔父さーん、この人は？」
後ろから、”おじさん！？”って声が聞こえたが、無視。
支)「今日から新監督の、幸夫さんのお嬢さんです！」
立花さんのお嬢さん…って事はあの？
立花幸夫さんの？
あ)「あ、私はここで叔父さんのお手伝いをしてます！染井Aです！」
「た、立花いづみです。…よろしくお願いします」
ペコリ、と頭を下げれば、いづみさんも下げる。
古)「…はぁ。とりあえず。今日の日没までだからな」
監)「わ、わかってます！…いこ、3人とも！」
あ)「ん？ん？」
何が日没なのか、何処にいくのか全くわからないけど。
とりあえず、ついてくことにした。
あ)「そっか〜なるほどー」
さっきの話を、咲也たんから聞いた。
日没、ねぇ。
あ)「いづみたーん、何処に何するの〜？」
監)「えーっと、ストリートACT！…は、どうかな…？」
確かに、いい宣伝になるかも。
いづみたんは、叔父さんからうちの劇団の良さを聞き出し、それを用いて宣伝するとか。
監)「とりあえず、私が監督役で…」
いづみたんが配役を決めていく。
2人の配役を当て、最後に私をみた。
監)「…で、Aちゃんも、咲也君と同じ役。…いい？」
あ)「…私、下手なんだよ〜」
咲)「え！さっき、すっごい上手だったよ？」
支)「昔から、上手…ヒッ」
…よけいな事を。
お願い、とか言われたらさぁ…
あ)「……わかり、ました」
受けるしかないじゃん。
…あーあ、私。
演技はしないって決めてたのに。
人を傷つけたのに…。
いづみside
いきなり、監督になって。
久々にストリートACTをやって。
…緊張、してる。
声が上ずって上手くできない。
周りの声からは避難の声が上がる。
…やっぱり、私じゃダメなんだよね。
あ)「…監督さん！あの…まだ、募集してるでしょうか…？」
監)「…え！」
あ)「やっぱり、ダメですよね…。…っ遅れた事は、すみません！だけど…だけど、私、演技がしたいんです…！」
…すごい。
上手、なんてもんじゃない
この子の演技に、吸い込まれる…！
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夢花 (仮垢) - またまたすみません、8話のとこ、「一様」じゃなくて「一応(いちおう)」ですぞ〜…こーゆーのって結構気になっちゃう性格でして(;´∀`) (2019年1月28日 19時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 7話の所、「どこかえ」ではなく「どこかへ」ですよ〜。その他所々脱字があるので、一度確認するのをおすすめします。こーゆーテンションの夢主ちゃん好きよ← (2019年1月28日 19時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーこ | 作成日時：2017年3月2日 14時
