14話 ページ15
敵は五体。
だけど少し大きい。
苦戦してる。
「貴方…あの時の…」
淡島世理に話しかけられた。
あ)「淡島さん、下がってて下さい」
淡)「なっ」
あ)「悪いんですが、皆さんも避難してもらえますか？」
「あははは！君、随分と面白い事を言うねぇ。キング、僕らが探してた子だよ」
「…へぇ」
「貴方達が電波をジャックしたおかげで、我々が出る事になったんですがねぇ」
厚)「…くっ」
山)「厚！」
今回は、相当厳しい。
人数的にも、厳しいらしい。
誰かーーー。
「…助太刀しよう」
黒いものが横切った。
それから真っ直ぐに敵に向かってく。
腰にある刀を抜き、一体仕留めた。
あ)「強い…」
あっと言う間に形成逆転した。
あれは…人間？
あ)「厚！国広！」
敵を全て切り捨て、厚が膝をついた。
それを国広が支え、こちらに向かってくる。
反対側の肩を、黒髪の人が支えてくれた。
あ)「無事？大丈夫？」
厚)「ちくしょー…ボコボコにしやがって…」
山)「血で汚れてるぐらいが丁度いい」
あ)「すみません、助かりました」
「…いえ。当然のことをしたまでです」
彼に頭を下げ、変わった。
ジッと私を見つめる。
あ)「何か？」
「…貴方が、次の王ですか？」
あ)「王？」
「第七王権者、無色の王」
周りが反応した。
異質のものを見る目から、警戒した目に変わる。
私が？
…まさか。
あ)「違いますよ。それにほら、ダモクレスの剣は出てないでしょう？」
厚)「大将、だもくれすの剣って何だ？」
あ)「頭上に見えるでしょ？」
山)「デカいな」
彼は納得いかなさそうに、私をみる。
そんな目したって。
違うものは、違うし。
「…そいつらが、クランズマンじゃないのか？」
あ)「2人はーー」
なんて、説明しよう。
家臣です？
いや、そんなのクランズマンと変わらないじゃないか。
厚)「何の話かサッパリわかんねぇけど。大将を困らせる奴は、許さねぇ」
厚の目が、鋭く光った。
それから私の前に立って、刀を構えた。
山)「…悪いが、ひいてくれ」
国広が彼に伝え、同じように私の前に立った。
「…大将、か。わかった。また日を改めよう」
あ)「貴方、名前は？」
「夜刀神狗朗。貴方は？」
あ)「私はーー」
説明書の一節が頭をよぎった。
それは"真名を名乗ってはいけない"とのこと。
真名を名乗れば、神隠しされるかもしれないから。
あ)「…審神者ってよんで」
夜)「さには？？…変わった名だな。わかった」
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なーこ(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます！ ゆっくり更新かもしれませんが、頑張ります！ (2018年7月22日 16時) (
レス) id: bce89ec21f (このIDを非表示/違反報告)
なーこ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！ 最近アニメKにハマったので、違ってたりするかもしれませんが、頑張ります！ (2018年7月22日 16時) (レス) id: bce89ec21f (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - アニメKに刀剣乱舞作品大好きで嬉しいです！！夢主達の今後の展開が凄く楽しみです。更新頑張って下さい。 (2018年7月22日 15時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く面白かったです!刀剣乱舞とアニメKは、どちらも凄く大好きで続きが楽しみです。これからも無理せず更新頑張ってください。 (2018年7月22日 15時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーこ | 作成日時：2018年7月17日 21時
