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「それでさぁ昨日はどうしてあんなに血まみれで倒れてたワケ?」

『おわれていて』

「?」

『妖怪の世界でおわれていたので呪文で
ここまで逃げてきました』

「何でおわれていたの?」

『標本にされそうになりました』

「こわっ妖怪はそれがふつーなの?」

『いやふつーでわありませんのよ』
『そんなことがふつーでわ妖怪だって
滅んでしまいますわよ』

「なんでAは標本にされそうになったの」

『人間にあまり深く教えてはあまりよくないかもしれませんが…どうしてもなら……』

「教えて」

『はい、ではまず私は、九尾狐です
九尾狐はとても数がすくなくて
最も美しく神に近い存在なのです
九尾狐に生まれたものは、神への舞を1日1回
おこないます』

『そして私は、神の加護をいただきました』

『そのお陰で今回逃げられたのですが』

『にげた理由はさっきいったとうり標本にされそうになったからなのです』


「じゃあAは凄いんだね」

『それほどではございません』

「でさぁこれからどうするの?」

『あっちには、戻れませんし……どうしましょう(._.)』

「じゃあさここにすむ?」

『いいのですか!?』

「いいよー」

『ではこのご恩私一生かけておかえしします』
『どうぞよろしくお願いいたします』

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作者名:アクアマリン | 作成日時:2018年3月27日 2時

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