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そして、卒業式がおわって
大我はアメリカにいって
7年がすぎた
もう、25歳
1年に1回あえるくらい
私達はもちろん、続いている。
でも、アメリカでどんな仕事をしてるのかは教えてくれなかった。
今日は私の誕生日で、大我が帰ってくる
京「A!!」
すると、勢いよく抱きついてきた
久しぶりの温かさ。
京「Happybirthday to you〜」
「ちょっ、こんなところで歌わないでくださーい(笑)」
京「ごめーんちゃい!」
「いーよ!」
京「ねね、学校いこ」
「え、なんで?」
京「いーから!」
するとむりやり手を引っ張られ学校へ
「もう、強引!」
京「ごめんごめん!
みて、桜の木」
私には…白黒でしかみえないけど…
「きれい」
決して嘘じゃない。分からなくても
優しい色で、綺麗なのはわかる。
京「はい、これ
かけてみて」
すると、大我はメガネをくれた。
なんだろこれ…
京「はやく!
あっ、まって!
目瞑って
俺がかけるから、いーよって言うまで
開けないでね、」
わけも分からず言われた通りにした。
京「いーよ」
目を開けるとそこには
「なにこれっ…」
涙が止まらなかった。
私の目には、
綺麗な薄いピンクの花びら
茶色い木
綺麗な水色のそらが、広がっていた。
京「みえ…るかな?」
「うん…うん。
大我…ありがとうッ」
そのメガネは色が見えるようになる魔法のメガネたわった。
京「魔法ではありませーん(笑)」
「…これ、どうしたの」
京「ごめんね、ずっと黙ってて
俺、アメリカいって研究チームにはいって
7年かかっちゃったけど、
Aに綺麗な世界見せてあげたくて
つくったの、」
「…ありがとうッ
ほんとに、信じられない
ありがとう」
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作者名:ひよこ | 作成日時:2019年9月10日 23時