三十五話*心配事 ページ38
「ズル休みした中原さん、大変です」
「その呼び方止めろ」
「だって仮病でサボりましたよね。お陰で夏休みの栞は私が持ってくるはめになりました」
ずっしりと重い鈍器になりそうな栞
殺せんせーは心配性過ぎる
「凄ェな……ンで大変な事って?」
「夏休み、沖縄の孤島に行きます」
「そうだったな、しかし任務で俺らは行けないだろ」
「その孤島……私達が任務で行く島と同じです」
普久間島……私達の他に首領、エリス嬢、姐さん、千代や他の構成員も行く
理由は他の組織との交流……だっけ?
兎に角、かなりまずい状況だ
「日にちも被ってます、殺せんせーには家庭の事情で休むと云ってますが……見つかったらやばいです」
いっその事任務を辞退しようかな?
いや、首領の命令は絶対だし……
けどお願いしたら何とか
「いや、大丈夫だろ。俺達が行くのは別のホテルだ。彼奴らが行く可能性は皆無だろ」
「嗚呼……確かにそうですね」
しかし如何しても気になる
不安だな……
187人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
織姫 - medaemonさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2017年2月13日 18時) (レス) id: 0e1e5b3740 (このIDを非表示/違反報告)
medaemon - いつも面白く読ましてもらってます(^−^)更新待ってます! (2017年2月13日 11時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - tenko0306さん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2017年2月12日 12時) (レス) id: 0e1e5b3740 (このIDを非表示/違反報告)
tenko0306(プロフ) - この作品とっても面白いです!更新待ってます! (2017年2月12日 12時) (レス) id: 9875f5ca27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天原依愛 | 作成日時:2017年1月17日 19時