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「俺たちは翔真を傷つけるために引き取ったわけじゃない……
俺たちはお前をっ幸せにしたかったっ
その優しさが、翔真を傷つけているならっ…………
俺たちは一緒にいちゃいけないんだっ」
自分から言ったくせに放った言葉を取り消したくなる
どういう心変わりだ。なんて言う人もいるけど、僕自身自分に問いたい
そして、僕はまた走った
山田からみんなから、逃げるように
もう、どうにもなってしまえ
何もかも上手くいかないのなら、
何もかも、失うことしか出来ないのなら
この両手からこぼれ落ちる砂のように掴めないのなら
どうにでもなってしまえ
僕は走った
風をきって人を押しのけて
人をかき分け僕が行き着いた先は
プゥゥ!!!!!!!!
ガッシャンッ!!!
「きゃぁぁぁぁ!!」
「だれかっ!救急車っ!!!!」
"不幸"だった。
体に感じたことの無い痛みを感じて体がふわふわした
そう思った瞬間もっと強い衝撃が走って目の前の景色がなくなっていく
あぁ。やっぱり神様なんて居ない
僕がどう足掻いたって行き着く先は"不幸"なんだ
この世にハッピーエンドなんて存在しない
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中島侑李(プロフ) - 完結おめでとうございます!この作品大好きで毎日の楽しみでした!もしよかったらなのですがJUMPのメンバーそれぞれが父親になって子育てをする作品を書いて頂きたいです! (2020年3月25日 0時) (レス) id: 1f8c90ab72 (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 続きをみたいです!待ってます! (2020年2月15日 18時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪だるま | 作成日時:2020年2月6日 23時