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光が目に差し込んで僕は目を覚ました






その光は太陽の光






どうやら、砂浜で寝てしまっていたらしい






『はぁ…………』






大きなため息をついてまた目をつぶる






遠くの方で砂と砂が擦り合う音が聞こえ





それが誰かがこちらに来ている足音だと気づいた




でも、僕は気付かないふりをしてそのままでいた





やがてその足音も僕の頭の上で止まり声をかけられた





有岡「みーっけ」





有岡だ。




有岡「心配しだんだぞ。おまえ。」



そう言いながら隣に座った



こんなに寒いのに有岡は汗をかいていた



有岡「昨日急に薮から連絡来てさ、翔真が走ってどっかいって見失ったって焦っててさ

俺らもそれにつられて焦って家のそこら中探し回ったんだぜ」





有岡はずっと、1人で話していた






それが、有岡の優しさだと、この数日間で分かった






有岡「いいよなぁーここの海。



お前にとって昨日のこと辛かったろ。
俺はお前がいなくて辛かったよ。




俺たちは家族。そう言ってるけど本当は違う。

血も繋がってないし名字だって違う。

じゃ、、なんで家族って言いきれるんだって思うじゃん

それはたったひとつ。

俺以外のみんなも思ってると思うよ




『ここにいて欲しいから家族だ』って。





血とか名前とか関係ない。
考え方ひとつで、思いかたひとつで変われるんだよ。



俺達も、翔真も。」






有岡は海の遠くの方をみて言っていた





有岡「一緒にいた時間とかそんなのほんとに関係ない



翔真自信どう思うか。


俺は翔真と家族になりたい。」







有岡は、泣いていた





静かに涙を流していた





いつもとは想像のできない静かさで僕の頭を撫でた







すこし、、有岡に撫でられた部分が暖かくなったような気がした

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 男主 , 家族
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中島侑李(プロフ) - 完結おめでとうございます!この作品大好きで毎日の楽しみでした!もしよかったらなのですがJUMPのメンバーそれぞれが父親になって子育てをする作品を書いて頂きたいです! (2020年3月25日 0時) (レス) id: 1f8c90ab72 (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 続きをみたいです!待ってます! (2020年2月15日 18時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪だるま | 作成日時:2020年2月6日 23時

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