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『僕、のこと覚えてませんか…っ？』
思わず泣きそうになった
何年も探し続けていた人が目の前にいて、今すぐにでも抱きつきたいのに
現実はそうはさせてくれなかった
「だれですか？」その言葉を聞いた時僕は耳を疑った
『…へ……？
何言ってんのさ、僕だよ。翔真だよっ…？
お母さんのたった1人の…家族だよっ、？』
必死に僕は訴える
でも、女の人は
「すみません、、、どこかでお会いしましたか？」
と、引き気味に答える
それでも僕は引かずに
母さんの肩を揺らして聞いた
『僕と母さんは家族なんだよっ！！！
僕は母さんの子供なんだよっ！！！
覚えてないの！？ねぇ！！母さんっ！！！』
女の人は怖そうに
「ちょっと、やめてくださいっ！！」
僕から離れようとする
それでも僕は力を入れて離されないように必死だった
『思い出して！！僕だよっ！！
僕なんだよ！！！』
それでも母さんはやめて、やめてと言う
それに気づいた山田達が止めに入る
『母さんっ！！ぼくだよ！！！翔真だよ！！
ねぇ！！母さんっ！！！！』
山田「ちょ、翔真っ！！離れろ！！」
無理やり引き剥がされ母さんは親しそうな男の人と行ってしまった
『母さんっ！！！母さんっ！！！！！！』
母さんは振り返らなかった
僕の方を見らずに行ってしまった
母さんの背中が小さく見えて、
あの顔は本当に僕のことを覚えてないのだと確信した
この伸ばした手をどうすることも出来ず僕は手を下ろした
下を向いて、唇を噛んで
まだ、現実を受け止めきれないでいた
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中島侑李(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品大好きで毎日の楽しみでした！もしよかったらなのですがJUMPのメンバーそれぞれが父親になって子育てをする作品を書いて頂きたいです！ (2020年3月25日 0時) (
レス) id: 1f8c90ab72 (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 続きをみたいです！待ってます！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪だるま | 作成日時：2020年2月6日 23時
