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そんな僕に薮は当たり前のように




薮「そんなの、家族だからに決まってるでしょ」





そういった





僕は笑った





『家族……血も繋がってないのに家族って、おかしいだろ、



それに、僕は一般市民のすてられたゴミで




みんなは選ばれた存在




みんなにチヤホヤされて、誰一人忘れることなんてない




僕に存在価値なんてないんだよ』




すると





パシンと音がなり頬に痛みを感じた






薮「そんなことを軽々しく言うもんじゃない。誰がゴミだ。




翔真はゴミなんかじゃない。




れっきとした人間だ。」



綺麗事ばかり並べて、同情してるのか





『……さ…い』




薮「翔真は俺たちの家族だ」





『……さい…』






薮「血は繋がっていないとしても俺たちは家族なんだ」





『うるさいっ!!!!!




血も繋がってない何もわかんない奴と本当の家族になれるもんかよっ!!!





僕の生きる希望はっ、母さんだけだったんだよ!!!




それがないなら、僕はっ、僕はっ、、








お前らとなんてっ、家族になんかなれやしないっ!!!!』





僕は駆け出した





薮を置いてグングンとはしる





学校も家も景色も全部を置き去りにして





どこか、遠い場所に行きたくて






目をつぶって前だけに走った





後ろから声が聞こえていたがやがてそれも聞こえなくなった





どんな些細な思い出も大切に心に閉まっていた






絶対忘れないように、消してしまわぬように





大切にしていた





1度だけもう一度だけでいいからって母さんから愛情を貰うことを望んだ




それが行けなかったのかな何一つ覚えてないなんて、まだ、理解が出来ないよ





あー、また逃げた






僕は一生逃げて生きていくんだろうな





現実から目を逸らして、受け入れたくないことを受け入れず自分勝手に生きていくんだろうな





母さんがいないなら、、僕の存在価値はない





のかな。









いっそうこのまま死ねたらいいのに






手を伸ばしても、掻いても届かないのなならば




もう、辞めるよ






母さんに執着するのも、思い出ばっかに縛られるのも、今の家族に本当の家族になってもらうことも、





生きることも







何もかも辞めだ

。→←。



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 男主 , 家族
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中島侑李(プロフ) - 完結おめでとうございます!この作品大好きで毎日の楽しみでした!もしよかったらなのですがJUMPのメンバーそれぞれが父親になって子育てをする作品を書いて頂きたいです! (2020年3月25日 0時) (レス) id: 1f8c90ab72 (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 続きをみたいです!待ってます! (2020年2月15日 18時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪だるま | 作成日時:2020年2月6日 23時

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