グレイス=フィールドの最年長 (ページ14)

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13話ページ14

Aside

4人が解散する前にエマは図書室に来て欲しいとの事でみんなで図書室へ行こうとしたが私は夕飯の準備をした方がいいと思い別々に行動をとった

エマの図書室で紹介したい人というのはおそらくミネルヴァさんのことだろう……とりあえず今は夕飯の準備だ

『……あれ？ドンとギルダもいない』

2人とも何かあったのかな...

まさか、秘密の部屋？いやあれはママの鍵がないと無理だから...

『うーん...トイレ？いやでも2人してトイレはさすがに……』

マルク「お姉ちゃ〜ん」

『マルク？どうしたの？』

マルク「水こぼした〜」

『あらあら、布巾を持って拭きなさい』

マルク「うん」

ラニオン「A姉！」

『なーにー？』

ラニオン「皿割れた！」

『あーあー近づかないで危ないから今片付けるからほうきとちりとり持ってきて』

年長者が私しかいない分トラブルが今日は多いみたい...

しばらくするとエマとレイとノーマンが来てドンとギルダが居ないことを聞いてきた

『元々いなかったわよ？』

そう答えると同時にドンとギルダがここへ来た

エマ「ドン、ギルダ！良かった...！てっきり……」

レイ「どこいってた？」

そういうと押し黙る2人

『...とりあえず今は目立つわ、もうすぐママも来るし後にしましょ』

ノーマン「そうだね」

夕飯を食べ終わり食器を洗い、お風呂も入り、一通り終わった後食堂に全員で集まった

ドン「...入ってきたよ秘密の部屋、地下室だった」

エマ「どうやって入ったの？」

ギルダ「ドンが鍵をすって...」

エマ「ママから！？」

ノーマン「それで？...ママには？」

ギルダ「気づかれてないと思う……鍵ももう返したし...多分...」

『……ギルダ、あのね、思うとか多分だけじゃダメなんだよ』

レイ「ほんと、馬鹿なことをしてくれたなカメラとかついてたらどうする？ママやシスターにバレてお前ら……いや俺達全員」

ドン「どうなるか言ってみろよ……殺される、か？」

エマ「え」

ドン「騙しやがって...何が分からない、助けに行こうだ助けになんて行けないんじゃないか...だって、コニーは...コニー達はもう」

エマが青ざめ謝罪をするがそれを聞き確信したかのような顔をする2人がそこに居た