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* ?視点 ページ6

お嬢「ただ今戻りました…って何してるんですか、3人とも。」


昼飯を食べに行っていた、お嬢が帰ってきたのだ。


千秋「今、お嬢の話してたんですよあれ?社長と一緒じゃなかったんですか?」


お嬢「ええ、一緒に回収して社長はまだ用事があるそうなので私だけ帰ってきたんです。」


お嬢は3人を避けて社長がいつも座る社長席に座った。


お嬢「ところで…私の話ってどう言う話ですか?」


高田「今のお嬢を見て想像出来ないくらい、怖ぐっ!?」


怖かったと、言う前に柄崎は高田の口を塞いだ。


江崎「今よりお嬢がずっと可愛いかったって話してたんですよ!」

千秋はそれを聞いて、顔が強ばった。


江崎は必死に隠したつもりだろうが、逆に今のお嬢は可愛くないと言ってる様なものだ。


お嬢「そうですね…人間は歳をとりますから、それだけ可愛さも無くなりますよ。」


お嬢は少し顔を俯けて言うと江崎は焦った。


柄崎「いやいや!今のお嬢は可愛いよりどっちかと言うと綺麗ですよ!」


お嬢「ありがとう柄崎くん、あと、そろそろ高田くん離してあげないと死んじゃいますよ。」


柄崎は高田の口を塞いでいることを思い出し、手を離した。


高田はそのまま座り込み肩で息をしている。


お嬢「そうだ、柄崎くん鉄パイプ買ってきてくれませんか?」


柄崎「へ?鉄パイプですか?」


柄崎を含め3人とも頭の上に?が浮かんでいる。


お嬢「実は事務所を入る前に3人の声が聞こえて立ち聞きしてたんですよ。」


江崎はどんどん顔色が悪くなっていく。


お嬢「そしたら、昔の私は怖かったとか聞こえてきまして…あれ?柄崎くん顔色が悪いですよ?」


柄崎「い、いやー最近ちょっと疲れ気味でそ、それですかねぇ…。」


お嬢「それなら。」


お嬢はゆっくりと椅子から立ち上がり、ニコニコ笑って近ずく。


この時、高田と千秋はお嬢の異変に気づいた。


お嬢の目が笑っていないことに。


もしかするとこれが柄崎が言っていた怖さかと、二人は心の中で呟いた。


だか、それはすぐに裏切られる事になる。


柄崎くんの前にお嬢は立つと


一気にお嬢の顔から笑顔が無くなり


お嬢「それなら私が楽にしてあげようか江崎?それが嫌ならさっさと仕事してくださいね。」


最後にまたニッコリ笑うと、柄崎は怯えながら返事をすると、そそくさと自分のデスクに戻った。


お嬢「2人もいつまで立っているつもりですか、ほら仕事仕事。」


高田と千秋も急いでデスクに戻った。

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- めっちゃいいです〜!旅館!!!最高泣 (2023年1月6日 14時) (レス) @page10 id: ff2ebd9bf8 (このIDを非表示/違反報告)
石田(プロフ) - 数年前の作品ですが…面白すぎるので、更新まってます!! (2021年8月21日 5時) (レス) id: bd475a3e84 (このIDを非表示/違反報告)
#639(プロフ) - オルタさん» 申し訳ありませんでした。さっそくコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです。頑張ります! (2018年11月14日 22時) (レス) id: 983b451a35 (このIDを非表示/違反報告)
#639(プロフ) - 陸さん» お待たせして申し訳ありません。今日から頑張っています! (2018年11月14日 22時) (レス) id: 983b451a35 (このIDを非表示/違反報告)
#639(プロフ) - 霄さん» お待たせして申し訳ありません今日から再開しました! (2018年11月14日 22時) (レス) id: 983b451a35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:#639 | 作成日時:2017年3月10日 11時

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