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バーボン * 本気で ページ10

今、黒の組織の中で徹底して行われているのは
スパイを炙り出す事。

組織の中にいるノックを殲滅させようとしている。

現に数人、正体がバレて情報を隠すために
自決したノックがいる。

べ「ねぇローズ。もちろん貴方は
違うわよね?」

『当たり前でしょ?』

互いに笑みを浮かべて見つめ合う。

べ「そう。信じてるわよangel...?」

ベルモットはそう言って部屋を出て行こうと
扉を開くと、

べ「あらバーボン...」

バーボンが立っていた。

バ「もうよろしいですか?...少しローズに
用があって...」

そう言ってベルモットの後ろのローズに視線を移し、
コツコツとローズの前までやってきた。

その笑みは勝ち誇ったような、余裕な笑み。

バ「少し...よろしいですか?」

『...ええ』




バーボンについて行くと向かった先は地下駐車場。

どうぞ、と助手席のドアを開けエスコートする。

『それで...用って?』

車を発進させるバーボンに頬杖をついて聞く
ローズ。

安「今、組織が徹底的にノックを洗ってるのは
もちろんご存知ですよね?」

『...それがどうかしたの?』

バーボンは笑みを浮かべながら車を走らせる。

バ「僕もコンピュータなどを使っていろいろ
探ったんです...そしたら驚きました...」

安室は車を人気のない路上に停止すると
Aに向かって言った。

バ「ローズ...いや...早乙女A...」

『!!!』

その名前に冷や汗をかくローズ。

早乙女Aとは、組織内での偽名ではなく、
ローズのFBI捜査官としての本名...。

それがバレたと言う事は、自分の正体を暴かれて
しまったというわけだ。

ノックだということを...。

安「まさかあなたがFBI捜査官だったとは」

『...さぁ、どうでしょう?』

冷静に心を落ち着かせてバーボンを見やる。

バーボンはシートベルトを外して背もたれと
フロントガラスに手を当て、Aを挟む。

バ「...何の真似ですか?」

ガチャ、と素早く拳銃をバーボンの胸に当てる
A。

『その様子だとまだ他の連中には私の事を
話してないようだし...盗聴器の類もない』

バ「さすがですね」

『...あなたをFBIに拘束して、情報を吐いて
もらうから』

バ「...それは、どうですかね...?」

バーボンがサッと椅子の下に手を忍ばせると、
いきなりAのシートが倒れた。

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みち - 43ページのジン可愛すぎかよ… (2019年5月1日 4時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - 音さん» 大丈夫ですよ! (2019年2月26日 3時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 2回目にしたコメント字が抜けてました...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 これ正しくはアニメで見ました。 でした。 すみませんでした...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 作者さんにお聞きしたいことがあるのですが...。 作者さんとお話したいと思っているのですが...。 ここ以外でお話することって可能ですかね? (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 ここの小説ではこの修学旅行編を書いてる 人って居ないですよね? ここの小説でも読んでみたくて探しては みたのですが...。 いつかここでも読めたら良いですよね?...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2017年9月27日 23時

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