銀魂【原作沿い】万事屋日和３

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神楽ちゃんと定春に駆け寄る。

すると外にいたテレビ局も中へ入ってきた。

花｢やっぱり飼い主さんとはそういう関係でしたか！
ばっちり撮らせて頂きました！｣

『え、ばっちり？ちょっとまって何それ？
ばっちりっ何？放送しないでね？しないでよ？
おいするなよ？』

神｢A！定春が...！｣

え！と定春を見るとうっすら目を開いている。

『定春！定春大丈夫？』

定春は小さくワンと吠えて私の頬を舐めた。


巫女姉妹とも別れ、定春をとりあえず動物
病院に運んでから私達は万事屋へ帰った。

新八君は疲れきってそのまま自宅へ。

『神楽ちゃん、絆創膏はるからおいで』

神｢ウン｣

神楽ちゃんの目の上のかすり傷に絆創膏を貼って
あげる。

これでよしっと...と絆創膏の入った箱を持って
寝室のタンスに戻すと

パン

と襖がしまる音が。

しゃがんだ状態で振り向くと急に後ろから
腕を回される。

『...銀時？』

銀｢はぁぁ...疲れた｣

『...お疲れ様』

肩に顔を埋める銀時。

銀｢...ん｣

『...ん？』

銀｢ん。｣

『...』

目を閉じて何かを待つ銀時。...これキスしろって
事だよね...。

『てゆうか、そういえば銀時のせいで花野アナに
撮られたんだけど！』

銀時は？マークを浮かべた後、あああの事かと
涼しい顔で言った。

銀｢別にいいじゃねェか。俺なんてズボンの
チャック全開の所撮られたんだからよ｣

それにもう全国放送してんじゃねーか と言う銀時。

むっとして視線を外すと先程のようにガッと
頭を掴まれて強引に唇を奪われた。

銀｢...お前、何か気にくわない事あると目ェそらす
よな。さっきだって、アレ嫉妬してたんだろ？｣

『そんな事ないけど?!』

と目を見開いて銀時をガン見すると こえーよと
言われた。

銀｢俺とも二酸化炭素交換しようぜ...｣

『あ、あれは笛じゃないとできな...んん』

塞ぐように唇が重ねられた時

神｢聞いてヨ！定春何も異常なかったて!!｣

『へえええそうなんだ!!』

ザッと立ち上がると銀時の顔に頭がゴン！と
当たった。

神｢だから定春のお迎え行こうヨA！｣

『行こいこ！』

部屋から出てプルプル震えて倒れてる銀時をおいて
定春の迎えに行った。


次の日、朝から依頼が入っていて私達は仕事場へ
向かった。...もちろん定春もね。



《ありがとう》

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