銀魂【原作沿い】万事屋日和３

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刀を下ろして神楽ちゃん元へ飛び移ると

銀｢オイ呑まれちまったぜ！｣

ヤバイ...と膝から崩れ落ちる星海坊主さん。

やばいって何が...

星｢こいつを殺れば 神楽も死ぬ｣

...嘘、でしょ...

《ただちにターミナルから離れなさい！》

言葉を失っているとアナウンスが。

《今からえいりあんに一斉放射をしかける
ターミナルから離れなさい！》

『い、今からって...！』

バッと地上を見下ろして真選組を探す。

沖田はこっちに向かって首を振った。

...止められないって事...?!

星｢いけ｣

すると星海坊主さんが立ち上がって言い放った。

『え...？』

銀｢てめー まさか一人で...｣

星海坊主さんは私達の前に立つと

星｢家族一つ...娘は一人護れやしねーんだなァ
俺って奴ァよォ｣

と言った。...星海坊主さん...

星｢...すまねェ神楽...せめて最期はお前と一緒に
死なせてくれ｣

『何言って...！』

そんな縁起でもない事...！

グッと拳を握ると銀時が ククッと笑った。

銀｢お父さんよォ アンタ 自分のガキ一人
信じることができねーのかィ｣

そう言う銀時は膝下の床に木刀を立てると...

銀｢五分だ｣

『...え？』

銀｢Aも...五分だけ 時間を稼いでくれ
俺を信じろとは言わねェ だが 神楽のことは
信じてやってくれよ｣

『ぎっ...銀時ィィ!!』

穴に木刀を突き刺した銀時はどんどん
エイリアンに呑まれていく。

『銀時っ...!!』

銀｢お前は、俺を信じてくれよな｣

にやりと笑って銀時はエイリアンに
呑み込まれてしまった。

...銀時...当たり前でしょ...

『信じてるに...きまってるじゃん』

そう呟いた時、傍でドシャァァと音が。

星｢おっ...お前...｣

見るとそこにいたのは

『し、新八君...定春...！...と...』

定春にくわえられているバカ皇子とじいが...

新｢貴様らァ このオッさんが目に入らねーかァァ!!｣

軍艦に向かって叫ぶ新八君。そっかその手が...

星｢てっ てめーら｣

新｢...ったくあの天然パーマ 来るなら来るって
最初から言えってんだよ｣

新八君...

新｢どうせ来ると思ってたけどね 天邪鬼が｣

そう言った新八君は涙目で笑っていた。

...と、何やら後方が騒がしいと思ったら...

『...え？待って何かエネルギー溜めてない？』

まさかマジで撃つ気?! オイこの皇子何も役に
たたねー！！

と頭を抱えた時

神｢それ私の酢昆布ネェェェ!!』

『か...神楽ちゃん!!』

地面から銀時にアッパーカットを決めこんだ
神楽ちゃんが出てきた。

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