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−2 &第二十七訓 −1 ページ9

坂「行くぜよ!」

そう言いながら操縦士の足を持つ辰馬。
辰馬の頭を掴み銀時が拳を握る。

しかしなんだかんだいつもみたいに
グダグダになってきて…

挙げ句の果てに辰馬が舵を折った。

坂「そーゆーパターンできたか!どうしようハッハッハッ!」

『バカ辰馬ァァァァァ‼』

ゴゴゴゴゴと落ちてゆく船…どうなるの私達…


第二十七訓
【困った時は笑っとけ笑っとけ】


新「…コレが不幸中の幸いというヤツですか…」

船が落ちた先はクソ暑い砂漠の惑星。

銀「こんな所で死ぬくらいなら地球で何発か
ヤってくれば良かったぜ…いやまだ間に合うな
A、ちょっとトイレ行くか」

『誰が行くか』

この状況で何考えてんだこいつは。

坂「何とか助かったってのに危なか〜」

銀「コレのどこが助かったってんだよ…」

…まぁ、助かったとはいいにくいよね…

銀「何で太陽二つもあんだよ金玉かコノヤロー」

暑さにやられて幻覚を見る銀時と神楽ちゃん。
辰馬もか。

…もう死にそう...てか何か意識が…あ、そうだ。
私普段地球くらいの日の光は平気だけど…
こんな所で傘ささずにいたらさすがに…

「船だァァ‼」

「救援だァァ‼」

あぁ…私も幻聴聴こえるようになっちゃったよ…

ぱたっとそこで意識を手放した。



『…んっ、』

喉を冷たい何かが通っていく…と同時に喉が潤う
のを感じる。なんか、生き返る感じ…

しかしその後生暖かいモノも侵入してきた感じが
した…

うっすら目を開くと…

『ふ…っ、ん⁈』

銀「は…、あ。起きちゃった?」

…どアップの銀時の顔。そして手にあるコップ。

と同時に分かる生暖かいモノの正体…

『起きちゃったじゃねェだろーが!!』

思い切り銀時に頭突きを食らわす。

『今何してたこの変態!!』

銀「てめっ、命の恩人に何てことしやがる‼
お前が急に倒れて呼んでも起きねェし このままじゃ
脱水症状なっちまうから、わざわざ俺が水飲まして
やったっつーのに‼」

『それはありがとございました!その後だよ!』

銀「その後…あぁ、アレは不可効力だろ…」

『なんで!どこが!どこへんが!』

銀「ギャーギャーうるせーな‼
ちょっと舌入れたくれェいいだろーが‼」

『開き直るなァ!』

−2→←第二十六訓 −1



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レモーン(プロフ) - アンズさん» ありがとうございます!とても嬉しいです! (2017年11月30日 19時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ - なんだこれ!めっちゃくちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます!頑張ってください!! (2017年7月21日 21時) (レス) id: e6f444c96b (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - ねねさん» ありがとうございます!嬉しい限りです! (2017年6月11日 1時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 更新楽しみに待ってます。 (2016年11月17日 1時) (レス) id: 6d758f6f41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2016年9月4日 2時

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