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『ねぇ!小太郎とエリザベスもここに
いたよ!』

病室に戻ると銀時と長谷川さんはいなかった。

新「桂さんもあー見えてテロリストだから
やっぱり怪我もするんですね」

『いや怪我してたのはエリザベスの方...』

神「謎のオッさんにはねられたアルか?」

『いや正解だよ神楽ちゃん』

3人でワイワイしてると、銀時と長谷川さんが
戻ってきた。

『あ銀時、さっき小太郎に会ったよ!』

銀「知ってるよ んなこたァ」

すると長谷川さんが言った。

長「実はな、内野さんがそのロン毛に
惚れてるらしいんだ」

一瞬の沈黙の後、ええええ?!という
叫び声が病室に響いた。

神「まじでか!」

『あの人が小太郎を?!』

長「まぁせっかくだし、内野さんの恋を
応援してあげてーと思ってよ...」

長谷川さん...いいとこあるなぁ。

でも確かに内野さん気さくないい人だし。
私も応援してあげたいかも。

長「アンタあのロン毛の知り合いなんだろ
なんとかならんもんかね」

銀時はあまりノリ気じゃなさそう。

銀「俺ァ奴に借りつくるのはゴメンだしな」

長「おめーら俺のコンビニ潰した貸しはいつ
返してくれんの?」

ギクッと顔をそらす3人。...これはもう
言い返せないね。

長「いい女は幸せにならなきゃいけねーもんだ」

銀「...しゃーねぇ。言っとくけどこれは
コンビニの貸しを返すためだからな」

そう言って立ち上がった銀時。

...でもどうやるんだろう。

とりあえず銀時の作戦に耳を傾けた。


『銀...先生写真の現像完了しました』

銀「おおそうかい。よくやった。後で
わしの部屋に来なさい褒美をやろう」

『いかねーよ』

なんとか小太郎を連れてきた銀時と長谷川さん。

さっそく小太郎に脳の写真を見せる。

桂「そんなもの撮った覚えはないぞ」

だってそれネットで拾ってきた奴だしね...。

銀「怪しい黒点がみえるだろ...あれ?」

水性で書いたからインクが伸びちゃった...。

帰ろうとする小太郎を慌てて止める。

『ちょ、ちょっとまって!』

新「このマジックはアナタの脳の異変を
わかりやすく図示しただけです!!」

長「速やかに入院しないとアナタパーンですよ」

小太郎は鋭い視線でこっちを見た。

桂「頭パーンだと ふざけるのも大概にするが
いい」

...うっ、バレちゃっ...

桂「なんとか治してくれ!!」

...よかった。コイツがバカで...。

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レモーン(プロフ) - アンズさん» ありがとうございます!とても嬉しいです! (2017年11月30日 19時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ - なんだこれ!めっちゃくちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます!頑張ってください!! (2017年7月21日 21時) (レス) id: e6f444c96b (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - ねねさん» ありがとうございます!嬉しい限りです! (2017年6月11日 1時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 更新楽しみに待ってます。 (2016年11月17日 1時) (レス) id: 6d758f6f41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2016年9月4日 2時

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