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沖「結局1番デカい魚は逃がしちまったよーで」

万事屋と沖田と土方さんで屋上にいる。

なんだかんだ、土方さんも来てくれたんだ。

土「もし今回の件で真選組に火の粉が
ふりかかったらてめェらのせいだ 全員切腹だから」

...ツンデレ?いや、でも切腹は無理。

沖「心配いりやせんぜ 俺が介錯してやりまさァ
チャイナ テメーの時は手元が狂うかも
しれねーが」

神「コイツ絶対私のこと好きアルヨ ウゼー」

確かに好きな子ほどイジメたくなるって
言うもんね。

『うんうん...ん?』

うんうんと頷いていると、沖田がジーと
こっちを見ていた。

『...何さ思春期ボーイ』

沖「誰が思春期ボーイだ。チャイナの言葉
間に受けてんじゃねェ」

半目で呆れたように言う沖田。

沖「...おめェ分かってんのか。俺ァな...」

土「おい総悟、早く行くぞ」

沖田はちっと舌打ちしてへーいと土方さんに
ついて行った。

沖「次会ったらとことん イジメてやりまさァ」

『それは勘弁』

とおちゃらけてるけど、今回の件は
沖田や土方さんのおかげでもあるし。

ありがとう。と心の中で礼を言っておく。
心の中で。

新「銀さんAさん。僕らも帰りま
しょうか」

『あ、うん。銀時行こう』

銀時は おお と短い返事をした後、
道信さんの鬼道丸のお面を空に投げて

パカン と木刀で割った。

銀「あの世じゃ笑って暮らせや」

『...ふふ』

銀時の優しさに頬が緩む。


銀「...何ニヤニヤしてんだ気持ち悪ぃ。
お前などんだけ危ねぇことしたのか
分かってんのかバカヤロー」

『それは...うん。ごめん』

銀時はため息をついた後、私の頭に手を
乗っけてくしゃくしゃにした。

銀「まぁ、何も無かったからいいけどよ。
次からは勝手に危険な事するなよ」

『は〜い。髪の毛ぐしゃぐしゃ...』

ぐしゃぐしゃにされた髪を両手で整える。

銀「それとな...あんまり沖田君に絡むんじゃ
ねーぞ」

『絡んでもろくな事ないからね...なんで?』

銀時は ガシガシと自分の頭をかいて
なにやら言いにくそうに言った。

銀「...言ってただろ?お前に、イジメてやるって」

『うん』

銀「だから気をつけろって事だよ」

...分かんねーよ。という気持ちを顔で表すと
銀時は

銀「あぁもういい!帰るぞ!」

とズンズン先へ言ってしまった。

...なんなのさ

私は慌てて銀時を追いかけた。

これからは道信さんの分も笑わなきゃね。

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レモーン(プロフ) - アンズさん» ありがとうございます!とても嬉しいです! (2017年11月30日 19時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ - なんだこれ!めっちゃくちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます!頑張ってください!! (2017年7月21日 21時) (レス) id: e6f444c96b (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - ねねさん» ありがとうございます!嬉しい限りです! (2017年6月11日 1時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 更新楽しみに待ってます。 (2016年11月17日 1時) (レス) id: 6d758f6f41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2016年9月4日 2時

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