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第四十四訓 −1 ページ41

ドゴッ

煉獄関の闘技場の裏。

私は情報を聞き出すためボロボロにした
天人に詰め寄っている。

『...鬼道丸を殺ったのは誰?』

「...ふ、お前、アイツの敵でも討とうってか...?
残念だがそんな細い腕じゃあ無理だ...けけけ」

私は木刀を握り直して微笑みながら
振り下ろした。

『ソイツは無理だとしても...アンタくらいなら
この腕で充分だね』

「え、ちょ、まってすいませーんしたぁ!」

ピタっとギリギリで止める。

『...鬼道丸を殺したのは...誰?』

そいつは少し間を置いて言った。

「鬼獅子だ...」

鬼獅子...って確か、茶吉尼の...?

「そっか、ありがとう♡」

そう言って私は思い切り地面に強打させた。

ヘナヘナヘナ〜と目を星にしてるのを
放置して闘技場へ向かう。

『...そろそろ、鬼獅子の試合か...』

私が...私のせいで道信さんが殺されたん
だから、私が何とかしないと...

と、会場へつくと。


『...え、ええ!?』

鬼道丸がいる...!?

...いやでも体格が違うし...何よりあの着物は...
もしかして...!

両者共に踏み出し、乱闘が始まった。

鬼獅子の金棒が、鬼道丸の顔を刺した!
しかし刺さったのはお面だけ...。

『...やっぱり...』

そこには、見慣れた白髪天パが立っていた。

しかしその天パの目はいつもの死んだ目じゃ
なく...

銀「こんなもんじゃ俺の魂は折れねーよ」

本物の侍の眼。

どこからかそんな言葉が聞こえた。

鬼獅子を斬り飛ばした銀時の前にザッと
現れた無数の天人。

『銀時...っ!』

すると観客席の方から銃声が。

あれは...

『新八君...神楽ちゃん...』

思わず、笑みがこぼれる。

銀時...いい仲間を持ったね...。あの2人が
いれば、私必要ないかもね?

なーんて事を思いながら


『よーっつ!万事屋は最強無敵ー!』

と言いながら私も3人の前に飛んだ。


銀「お前...!いねーと思ったら...!」

新「Aさん!!」

神「A!!」

4つめはありませんよ、とツッコミも
忘れない新八君。

4人目を合わせて 「万事屋銀ちゃん見参!!」
とポーズをとる。

そして次々襲いかかってくる敵をなぎ払い、
最後はいつの間に来てたのか真選組の人達が
収めてくれた。

...これで一件落着。

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レモーン(プロフ) - アンズさん» ありがとうございます!とても嬉しいです! (2017年11月30日 19時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ - なんだこれ!めっちゃくちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます!頑張ってください!! (2017年7月21日 21時) (レス) id: e6f444c96b (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - ねねさん» ありがとうございます!嬉しい限りです! (2017年6月11日 1時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 更新楽しみに待ってます。 (2016年11月17日 1時) (レス) id: 6d758f6f41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2016年9月4日 2時

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