銀魂【原作沿い】万事屋日和２

第三十五訓 −1 ページ24

【慌てるな！クーリングオフというものがある】


『キャッホォォウ‼』

テレビショッピングに映ってるフラフープを回す
神楽ちゃん。

その神楽ちゃんの頭を爽快にスリッパで叩く銀時。

銀「キャッホウじゃねーよお前！
それどっから手に入れたてめー」

神「アレ電話したらくれたヨ
コレもコレもくれたヨキャッホォォ‼」

銀「ギャッボォォ‼」

神楽ちゃんの手元にある様々な製品を見て
血を吹く銀時。

新「それ…タダじゃなくて買っちゃったんだよ」

知らずに電話しちゃったんだ…

銀「オイ新八A手伝え 返しにいくぞ」

新「ハーイ」

『んー』

と3人で分け合って持つ。

でも神楽ちゃん可哀想だし、帰りに酢昆布でも
買っていってあげよう。



銀「刀狩り？」

何とか返却手続きが完了し、3人並んで万事屋へ
帰る途中。新八君がある噂話をした。

新「最近巷で流行ってるらしくて」

天人が犯人らしい。

新「もしかしたら銀サンの木刀も
ねらわれるかもしれないですよ」

銀時の“洞爺湖”と刻まれた木刀。

新「…ホントのとこアレって一体何なんですか？」

銀時の木刀の正体を聞く新八君。

…まぁ、私は知ってるんだけど口止めされてる
から…

『？』

背後から近づく足音...だんだんと強くなる。

2人より先に気づき振り向くと...

『⁈』

慌てて壁側に反る。

2人も気づいたが遅かった...神楽ちゃんと定春の
踏み台に…

銀「わざとだ」

鼻と口から血を垂れ流す銀時の頭をもう1人、
思い切り踏んづけていった。

『…なんだったんだろう…』

疑問に思いつつ、そのまま家に帰る。
…銀時はパチンコ行きやがった。

新「それじゃおやすみなさい」

『気をつけてね！』

新八君が帰って入れ替わりに銀時も帰ってきた。

…勝ったな。腑抜けた顔してる。

神「ただいまヨー」

『あ、おかえり！』

続いて神楽ちゃんも帰ってきた。

銀「いつも通り洞爺湖でお願いします」

銀時…電話してる...

そう、あの洞爺湖の木刀。実は通販の商品。

ミステリアスな感じにしたいからと私の時と
同じように神楽ちゃんに口止めすると

バキッ と元の木刀を折る神楽ちゃん。

銀「なんで折るの⁈ Aにも折られたし‼」

私も真実を知った時は何か分かんないけどあの
木刀を折った。

『神楽ちゃん酢昆布食べる？』

神「ウン」

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