銀魂【原作沿い】万事屋日和

第十七訓 −1 ページ40

桜が舞い散る春ー

桜の木を見上げればきっと誰もが綺麗と思うはず。
私もその1人。

妙「ハーイお弁当ですよー」

『お弁当！』

桜の木に囲まれてシートの上には私、銀時、
新八君、神楽ちゃん、定春、そして弁当を作って
きてくれた妙ちゃん。

『妙ちゃんの手料理初めて！』

ワクワクするなぁ！

妙「さっお食べになって！」

銀「じゃ遠慮なく…」

銀時がパカッとフタを開いた。


【酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラとれ】


銀「なんですかコレは？アート？」

妙「私卵焼きしかつくれないの〜」

その謎の物体は妙ちゃんいわく卵焼きらしい。

銀「違うよコレは卵焼きじゃなくてかわいそうな
卵だよ」

そうゆう銀時に無理矢理口にぶち入れる妙ちゃん。

…恐い...

近「ガハハハ全くしょーがない奴等だな
どれ俺が食べてやるからこのタッパーに入れて
おきなさい」

静まり返る辺り。沈黙を破ったのは妙ちゃんの
手打ち攻撃。

『あの人...なんでここにいんの…？』

銀「オイオイまだストーカー被害にあってたのか
町奉行に相談した方がいいって」

新「いやあの人が警察らしーんスよ」

『しかもトップ』

銀「世も末だな」

土「悪かったな」

ぬ...この低いイケボは…

振り返るとこれはこれは真選組の皆さんが
お揃いで。

『…何してんの』

沖「ひでーなA、そんな嫌な顔しなくても
いいじゃねェか。俺らも花見に来たんでさァ」

『なーんであんたらみたいないかつい連中が花見
しに来るの』

沖「俺ァベビーフェイスでさァ」

『中身はR指定だろーが！』

銀時はというと瞳孔…土方さんと口喧嘩中。

近「まァとにかくそーゆうことだ」

どーゆーこと？

近「お妙さんだけ残して去ってもらおーか」

土「いやお妙さんごと去ってもらおーか」

近「いやお妙さんはダメだってば」

銀「俺たちをどかしたいならブルドーザーでも持ってこいよ」

妙「ハーゲンダッツ1ダース持ってこいよ」

神「フライドチキンの皮持ってこいよ」

『給食のカレー持ってこいよ』

定「フシュー」

新「案外お前ら 簡単に動くな」

斬り合いになりそうになった雰囲気を
沖田が消した。

花見らしく…そう言った沖田が提案したゲームは

沖「叩いてかぶってジャンケンポン大会ぃぃぃぃぃぃぃぃ‼」

「「『花見関係ねーじゃん‼』」」

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