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桂「貴様俺がそんなふしだらなことをすると
思ったのか!無礼者め!ただ寝顔を見ていたら
ムラムラしてきただけだろうが!」

『説得力ないんだけどバカツラ!』

バカツラじゃない桂だ!とお決まりのセリフで
返す小太郎。てか…

『なんでいるの…?銀時達は...』

桂「うむ…銀時も一緒にいた女も命に別状はない。
あの高さから落ちたというのにあの程度で
すんだのはおかしいと思ったが...お前のおかげ
だったのだな」

どうやら小太郎の仲間が私たちを見つけてここまで
運んでくれたらしい。

『っつ…あれ、包帯巻かれてる…』

見ると落ちた時にできただろう傷の上に包帯が
巻かれていた。

桂「銀時ほどではないがお前も多少やられていた
からな。俺が巻いといた」

『…ありがとう小太郎』

桂「...ああ。そろそろ銀時も目覚める頃かもしれん。
隣の部屋へ行くぞ」

立ち上がった小太郎についていき、ガラっと
隣の部屋へ入る。

と丁度今起きたらしい銀時。

『銀時…!』

銀「A!…ヅラ?なんでてめーが…』

銀時は状況を思い出したのか立ち上がろうと
したけどバタっとベッドに倒れこんでしまう。

桂「無理はせぬがいい」

『大丈夫?』

銀時に駆け寄りそーっと体を起き上がらせる。

銀「というかなんでお前に助けられてんだ俺は
というかこの前のこと謝れコノヤロー」

桂「というかお前らはコレを知っているか?」

というか というかが多いな。

小太郎が出したのは小さな袋に入った粉。

どうやらこれが例の麻薬らしい。

銀「というかアイツらは一体なんなんだ?」

桂「宇宙海賊“春雨”」

やっぱり…春雨を知らない銀時に説明を加えるが
銀時は聞いちゃいない。

銀「仲間が拉致られた ほっとくわけにはいかねェ」

桂「その身体で勝てる相手と?」

銀「“人の一生は重きにを負うて遠き道を往くが
如し”」

銀時の決心に仕方あるまいと小太郎が言った。

桂「今から俺がお前の左腕だ」

小太郎…

『じゃあ私は右足!』

銀「お前ら…」

『でもどうやって乗り込む?』

銀「俺に考えがある」

キラーンと銀時の目が光った。

〈番外編〉3年Z組銀八先生第一講→←第十三訓 −1



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レモーン(プロフ) - レイン・スカーレットさん» 駄作者なんて!!!そんな事ないですよ!!!頑張りましょうね! (2017年12月13日 19時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・スカーレット(プロフ) - レモーンさん» わざわざこんな駄作者の作品を読んでくださったんですか!?しかも面白いだなんて( ;∀;)(感激)ありがとうございます!お互い頑張りましょう(=´∀`)人(´∀`=) (2017年12月11日 17時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - レイン・スカーレットさん» ありがとうございます!作品読みました!とても面白かったです! (2017年12月11日 14時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・スカーレット(プロフ) - こういうの、脳内で考えたりしても書くのが大変で断念してたので嬉しかったです!これからも頑張ってください!ヽ(´▽`)/ (2017年12月10日 21時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2016年8月23日 23時

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