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第十三訓 −1 ページ33

【便所で生まれるのは汚れたものばかり】


『こんな時にトイレなんて行きやがって天パめ…』

新八君と神楽ちゃんには待っててもらって男子トイレへ向かう。

『…なんであんなに集まってんの?皆二日酔い?』

男子トイレの前に人集りができてた。...天人?

その時その人集りの間に見えたのは...

『っ!銀時!』

それにハム子も!慌てて向かうと違う方向からも
声が。

そこには天人に囲まれて連れてかれる新八君と
神楽ちゃん。

『新八君神楽ちゃん!』

銀時を加勢したら2人が連れてかれてしまう…

でも2人を助けに行ったら銀時がやられちゃう…

選択に迷ってるとトイレの方からガゴォと鈍い音が。

バッと振り返ると吹っ飛ばされていく銀時。

『やめろォ!』

トイレに群がってた天人が私の存在に気づく。

「なんだこの女!あの白髪の仲間か!」

「やっちまえ!」

ドドドドドと迫り来る天人。

『邪魔なんだよ‼』

刀と傘で迫り来る敵を投げ飛ばしながら
トイレの中へ。

『銀時!!』

窓から落ちていく銀時。私は手すりに足をかけて...

「おい!あの女飛び降りやがった!」

「なんなんだあいつは!」

ヒューーと落ちていく私の体。少しずつ銀時と
ハム子に近づく。

『銀時‼』

だめ…意識を失ってる…

私は必死に銀時とハム子を片腕で離れないように
抱きしめてもう片方の手で傘を開く。

バサッと、落ちるスピードが揺らいだ。

だけどこれじゃあまだ…

あと数十メートル程になった時、傘を落とし代わに
刀を抜き壁に刺す。

ギギギギギ…

『…っ、』

止まらない…

ギギギ…ドガッと壁の一部分が割れて刀が抜かれてしまった。

『…くっ、』

近づく衝撃にそなえる。

ドゴォォン。

もうろうとする意識の中…横を見るとゴミ袋が
見えた。

…地面に叩きつけられなくてすんだんだ…
良かった。

そのまま意識を手放した。



『…ん…』

桂「…目を覚ましたか」

小太郎...?

目を覚ましボーとした頭を働かせると
どうやらどこかの部屋みたい。

布団の上…だと思う

頭も冴えてきてうやむやだった視界も晴れてきた。

『うわぁぁあ⁈』

桂「ぐおっ!…何をするA!」

私に押されて吹っ飛ばされた小太郎が叫ぶ。

『近いわ!』

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レモーン(プロフ) - レイン・スカーレットさん» 駄作者なんて!!!そんな事ないですよ!!!頑張りましょうね! (2017年12月13日 19時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・スカーレット(プロフ) - レモーンさん» わざわざこんな駄作者の作品を読んでくださったんですか!?しかも面白いだなんて( ;∀;)(感激)ありがとうございます!お互い頑張りましょう(=´∀`)人(´∀`=) (2017年12月11日 17時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - レイン・スカーレットさん» ありがとうございます!作品読みました!とても面白かったです! (2017年12月11日 14時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・スカーレット(プロフ) - こういうの、脳内で考えたりしても書くのが大変で断念してたので嬉しかったです!これからも頑張ってください!ヽ(´▽`)/ (2017年12月10日 21時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2016年8月23日 23時

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