銀魂【原作沿い】万事屋日和

第八訓 −1 ページ23

【粘り強さとしつこさは紙一重】


銀「よかったじゃねーか
嫁のもらい手があってよォ」

『でもケツ毛ボーボーなんでしょ？
やめときなよ〜』

ラーメン屋に呼ばれて行ったらなんと妙ちゃんが
ケツ毛ボーボーの男に結婚を申し込まれたという
話が。

銀｢ 本性がバレないうちに籍入れとけ籍！」

バリンッとそう言う銀時の頭をテーブルに
叩きつけると妙ちゃんは座り直して話した。

銀「仕事の依頼なら出すもん出してもらわにゃ」

新「銀さん僕もう2か月給料もらってないんスけど｣

新八君の言葉に言い返せずいるか分からない
ストーカーに向かって叫ぶ銀時。

近「やれるものならやってみろ‼」

いたよ...

他の机の下から出てきたストーカー。

なんかどっかで見た事ある気がするけど...

近「先程よりお妙さんと親しげに話しているが一体
どーゆー関係だうらやましいこと山のごとしだ」

銀「別にお前が思ってるような…」

妙「許嫁ですぅ」

銀時の言葉を遮り妙ちゃんがストーカーに言う。

しかしこれのせいでさらに面倒くさい事に。

近「決闘しろ‼お妙さんをかけて‼」


…というわけで川の流れる橋の上。

なかなか来ない銀時を待つストーカー&私達。

『…あ、やっと来た』

橋の上から銀時を見つける。

銀「ワリーが人の人生賭けて勝負できる程大層な
人間じゃないんでね 代わりと言っちゃ何だが
俺の命を賭けよう」

銀時…万が一負けても妙ちゃんを気遣って…

妙「ちょっ止めなさい‼ 銀さん‼」

隣で妙ちゃんが叫ぶ。

遂に闘り合うのかと思ったらストーカーが
刀を投げた。

そして新八君に木刀を渡せと言った。

すると銀時が自分の木刀をストーカーに投げ、
新八君から木刀を受け取った。

今度こそ始まる...

近「いざ‼」

銀「尋常に」

「「勝負‼」」

ダッと2人が同時に駆け出す。

『…ん？』

しかし...

近「ちょっと待って先っちょが…」

よく見るとストーカーの木刀…先っちょがない...？

おかまいなしに銀時がストーカーをブン殴り
勝負は銀時が勝ったんだけど…

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