8話 痛々しい ページ9
〜Aside〜
千秋の様子がおかしい…………。
敬人「おい、守沢。教室内でスマホを構うな。」
千秋「あ、悪いな！」
教室内でスマホにイヤホンを繋げ、音楽を聞いていた。
３年Ａ組には、敬人くんや英智くんといった生徒会のメンバーが居るのにスマホを構ったら叱られる。
そんなことを理解してないはずないのに………。
今日の千秋の表情は昔に戻ったみたいだった。
何かに怯えているような様子は、まるで会ったばかりの頃の様だ――――
千春『ほら！千秋も挨拶しろよ！』
千秋『わっ？！千春っ？！押さないでくれよ………？！』
千春は、もう居ないのに………。
千秋はまだ千春の面影を探してるんだ………。
千春が居なくなってもう２年”も“経つのに………。
いや、まだ２年”しか“経っていないんだ。
A「流星隊の練習、来れそう？」
千秋「当たり前だろ？何言ってんだAは？」
そう強がるように笑う千秋の顔はとても痛々しくて、見てられなかった。
紅郎「A、弁当間違って入れてたみてぇだ。」
A「紅郎！……わっ！本当だ！私のは櫻子のになってるし！」
時々紅郎はドジをする。
強面なのにね……☆←
紅郎に聞けば、千秋の様子のおかしいわけが分かるかな………？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Fine(プロフ) - 素晴らしい作品をありがとうございました……凄く感情移入しちゃって途中からずっと泣きながら読んでいました。頑張って乗り越えた千秋達にはもうずっと幸せに暮らしていってほしいです。本当にありがとうございました。 (2021年6月29日 23時) (
レス) id: f4f4fca585 (このIDを非表示/違反報告)
weasel(プロフ) - 最後の方とても感動して涙出てきました！ (2018年1月28日 0時) (レス) id: f640e5d017 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まこと | 作成日時：2017年10月12日 16時
