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歌声 4 ページ6
日和side
「うーん…？」
そういえば名前を聞いていなかったね?
お名前は？と聞くと少し困ったような顔をしたので、わからないのかな、と思いわからないなら大丈夫だと伝えようとした
「なまえ…A…?」
多分、と付け加えながら、不安そうに僕の顔を見る
これ以上悲しそうな顔させたくなくて思わず頭を撫でる
英智くん、驚いたような顔してこちらを見ている
僕が子供の相手ができること、そんなに不思議なのかね
いいこいいこ、ってしながら英智くんと話をしていると創くんがお菓子を食べさせ始めたので、一旦巽くんたちに任せて英智くんに向き直る
「実はね?」
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作者名：瑞希 | 作成日時：2022年10月4日 8時
