狭い世界の外２ [進撃の巨人] (ページ43)

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故郷ページ43

っ……！ここはどこだ…？

「ごほ…ケホッ…」
体が重い。軽く咳き込む

ライナー「お…ロキ。起きたな。」

「……ライッ！…！？」

左腕がズキッと軽く痛んだ
左腕がなくなっていた

ベルトルト「……僕がやった…」

「…っ…！」

ギロリと睨みつける。
隣をみると、エレンとユミルがねていた。

ベルトルト「逃げても無駄ってわかってるよね…？」

「どうだろ…わかんないよ…！？」
隠しもっていたブレードのかけた刃でライナーをきりつける。

ライナー「うお！？」ヒュッ

ライナーの頬をかすめる

「ちっ…」
向かい側の木にのっているベルトルトが
黙って立ち上がった
ライナー「…っおい！大人しくしろって！！」
私は刃を振り回してライナーと距離をとる。

ライナー「ぬあ！！」ドカッ

ライナーに思いっきり、とびげりをした

ライナー「お前なぁ…」

私が続けてライナーに向かった瞬間ベルトルトが私を取り押さえた

ベルトルト「大人しくしてくれ！頼むよ！」

「エレン達をどうする気だよ…」

ベルトルト「それは、後で話す」

「…」

私は抵抗をやめて、ベルトルトに質問した

「なんのために私までさらったの…？」

ベルトルト「…それは…

君が

座標を移す力をもってるからだ…」