狭い世界の外【進撃の巨人】 (ページ18)

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わけわかんねぇ～～ユミルside～～ページ18

薄く目を開けた。ここは…医務室だろうか…何があったっけ…

「何なんだよ…わけわかんねぇ…」ﾎﾞｿ

「だろうね」

!? 誰だ!?

上半身を持ち上げようと手に力を入れた途端腹部に激痛が走った

「うぐ!?かっ…は？」

たまらずベットにたおれこむ
息が上手く出来ない

「誰の蹴りを受けたと思ってんの？まともに動けると思ったかい？」

荒い息を整えつつ、私は声のする方を向いた

「っ！.....思わねぇよ…お前の怪力にはかなわないからな…何のつもりだ...............アニ…」

私はベットの横で本を読んでいたアニを思い切り睨み付けた。アニは黙ってコチラを見下ろす

その態度が気に食わなくて掴みかかり怒鳴った

「ふざけてんのか!?答えろ!!何のためにこんなことしたんだよ!?」

わき腹がズキズキと痛むが今はそんなことどうだっていい。ただ何を考えてるかわからないその表情を見てると腹が立った。アニは渋い顔で「うるさいな。エレンが起きちゃうだろ」と言った。となりのベットにはミイラのように包帯グルグルエレンがいた。
「アイツどうしたんだ」

アニ「私がやった」

「お前手加減って知ってる？」

アニ「いいから。大事な話しがあるんだよ。大人しくしな…じゃないと悪化させるよ」

そういってアニは拳を私のわき腹に軽くあてた

「お前は私を殺したいのか？」

と聞くと黙れといわんばかりに睨まれたので大人しく従うことにした